ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

合同会社さかせる代表「増島佐和子さん」

今回は、合同会社さかせる 代表の増島佐和子さんにお越しいただきました。

お子さんと共に考えたという社名の【さかせる】
家族のコミュニケーション不足を解消する、家族の時間を最大化するという事業目的の中、子育て支援のイベントやサイトの運営を行い、子どもたちの笑顔を”さかせる(咲かせる)”という願いが込められている。

広告代理店で営業一筋17年の経歴。
元々、自分にしかできない事をやりたいという想いを持っていたという増島さん。
「転職していくうちに、もの凄く沢山の人が関わるプロジェクトにも入れていただける様にもなったのですが、”自分じゃなければできない事”が薄まっていくのではという感覚があり、少し違うなと思っていた時に双子を授かりました」調べてみると、一卵性の双子は、250分の1という確率だと知り、「250人に一人のお母さんしかできない事に集中してみよう!」と退職、育児に専念されます。

「育児を始めてみると、凄く楽しいがとても大変で、次に仕事をするならば子育て支援に携わりたい」と、保育士の資格を取得。
お子さんが大きくなるにつれ保育士になろうと考えた時、「もっと多くの家族を支えたい」社会福祉法人に就職し、認可保育園の設立や保育士研修の企画運営を担われました。

そして、お子さんが小学校に上がるタイミングで、「子供たちが自由な時間を担保し、自分たちでマネージできる学童保育がほしい」と、民間の学童開設を目指し独立に至ります。

『PTA'S(ピータス)』
コロナ禍という状況判断や、「ずっと変えられずにきてしまったPTAについて、今なら変えられるのではないか」と推し進めている、学校のPTAと企業を結ぶマッチングサイト。
PTA'S(ピータス)には"PTAを助けたい"という想いが込められている。
PTAの役員経験もある増島さんですが、「PTAは、やった事もある人もない人も、あまりポジティブなイメージを持っていない。加えて、共働き世帯が多く占める中、PTAに参加する為に有給休暇を使うという事もあったり、平日の夜や週末、本来であれば子供たちと過ごしたい時間帯に学校に集まらなければならなかったりと、本末転倒な事もあるのです」
その様な状況で、PTAに参加するお父さん・お母さんを子供たちはどのように見ているのか?「嫌々携わっている姿が見えてしまっているのではないか、もしくは愚痴が子供たちの前で繰り広げられてはいないか、そういった状況をなんとか解消したいと思いました。本来、PTAは子供たちの学校生活のサポート活動ですから、お父さんかお母さんか、働いているか働いていないかではなく、子供たちのためにやってあげたいという気持ちだけで、負担も労力もなく参画できるようなPTAにしたい。それが結果的に、家族のコミュニケーションの時間を最大化するという事に繋がると考えます」

PTAは本当にありとあらゆる事を行っています。「お便りを印刷する、行事の運営だけでなく、その後の清掃、教室のカーテンのクリーニングという作業もあります。その様々な事の中で、保護者がやるよりも、プロの方にお願いした方が質が安定して良くなるものもある。そして、保護者だからこそ、保護者ならでは力を発揮できることに時間と労力を割いてもらいたい」

PTAの様々な役割のカテゴリーと学校の所在地を検索すると、そのカテゴリーの業務をサポートしてくれる企業がヒットする、シンプルな仕組みとなっています。是非PTA'Sサイトを覗いてみてください。
現在、『withコロナ行事相談会』が開催されています(不定期)。行事やアウトソースに困った時には、是非ご参考に!

さかせるホームページ

最後に。
「とにかく日本中のPTAの方にピータスの事を知っていただき、使っていただきたいと思います。そして、"この学校のPTA、ピータスを使っているんだったら、私PTAの役員やってもいいわ、委員やってみようかな"と思ってもらえるような判断基準になっていけたら嬉しいです。コロナ禍で益々、保護者の方の働いている環境や置かれている状況が変わってきていると感じますが、多様化していく中でも、子供たちの学校生活のサポートに影響が出ないようにするために、ピータスを通じて叶えていけたらいいなと思います」

◆なでしこの素◆
増島さんのパワーの源がこちら!
双子の娘さんが作ってくれたというお守りやメッセージたち♡
ビジネスコンテストに臨む際に渡してくれたりと、勝負の時にも力になったそうです。


top