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工房OdiOdi「小池佐季子さん」「室賀ゆり子さん」

今回は、横浜市中区の工房OdiOdi(オディオディ)の小池佐季子さんと室賀ゆり子さんにお越し頂きました。

関内駅から徒歩5分。
OdiOdiは、アフリカの布でバッグや小物を製作・販売している工房です。

【OdiOdiとは】小池さんが青年海外協力隊で2年間活動していた、アフリカのマラウイ共和国の言葉で、一番初めにドアをノックする際、”オディオディ”と言って声を掛ける。(因みに、室内からは”オディーニ”と返してドアを開けます)
「一番最初の言葉であるという所から、この工房がアフリカのアイテムを持つ始めのきっかけになってほしいという想いからブランド名にしました」

OdiOdiの”つくっている人”小池さん。
幼稚園児の頃、テレビの影響で酪農家に憧れ、夢ができる。北海道の酪農専門の大学を卒業、十勝の酪農家の元で働く。
マラウイでは、牛の人工授精士として就労。マラウイのローカルの牛に、人工授精でより乳量が多い牛をつくるための普及活動を行っていた。

OdiOdiの”つくること以外をする人”室賀さん。
鳥取大学工学部で統計学を学んでいたが、数字から離れて世の中を見たくなり、大学3年生を1年休学して、東京の社会起業家の集うNPOでインターンを始める。
「そのNPOと、関内にあるNPOが共同で横浜市の事業を受託していたため、週1回、関内に打ち合わせに訪れていました」
鳥取大学に復学後は、鳥取市内の古民家(元遊郭)の活用アイディアコンテストで採択され、地元の方々と様々な企画を行ったりもした。

そんなお二人が出会ったのは、徳島県美波町。
会社の同僚になる。
そして、OdiOdiが誕生した。

小池さんがアフリカで購入していた布を使って、自分用のバッグをつくった所、褒められ、つくって欲しいという要望に応えて、バッグの製作・販売を始めた。
そこから、もっと挑戦したい!と思うようになり、2018年、横浜で事業を開始。イベントやポップアップで出店をしていた。
そして2019年、関内に工房を構える。

「アフリカの布は、日本人には合わないのではないかと思いました」と小池さん。
「アフリカの人が、あの青空の下、腰にさらりと巻く位がすごくかっこいい!日本人が持つと、布の発色や色使い、珍しい柄に負けてしまいそう。そういう意味もあって、服ではなく、持ちやすいバッグや小物をつくる事にしました。

「今OdiOdiにある布の数は180種類、10ヶ国ちょっとの地域のものがあります。国によって、デザインやプリント方法が違ったり、モチーフによって意味がある布もあります。例えば、タンザニアやケニアの”カンガ”という布には、スワヒリ語のことわざが載っています。最近は特に、文字を入れて欲しいという方もいらっしゃいます」
オーダーメイドでは、お客様がイメージしているものを一緒に話し合いながら形にしていくということを大切にしている。「頭の中のものが実際に目の前に出来てきて、自分が使うってものすごい事だと思います。そしてそんな瞬間に立ち会える事に、すごくやりがいを感じます」と小池さん。
室賀さんも、「お客様の手に商品が渡り、喜んで下さる顔を見られることが本当に嬉しいです」と仰る。

現地アフリカの人たちは、物を直して、長く大切に使います。その精神はOdiOdiも大事にしていることで、リメイクにも力を入れています。

詳しくはOdiOdiのウェブサイトをご覧ください!
フェイスブックページにも商品が沢山紹介されています。

『喫茶オディオディ』
工房の入る同じ建物のレストランのスペースで、週3日オープンしています。
喫茶は室賀さんが担当されている。
「アフリカのコーヒー豆を仕入れ、手焙煎をしています。最近はかき氷も人気です。自家製シロップをつくっていて、溶けても美味しい、飲めるかき氷です。是非お試しください!」
※オープンは木・金・土曜日の15:00~19:00

そして、息ぴったりのお二人にも是非会いに行ってみてください!
Odi!!


◆なでしこの素◆
話題となったOdiOdiマスク。
自分らしさを表現できるアイテムです♡


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