
今回は、ファッションブランドRED Profile(レッド・プロフィール)デザイナーの嶋山文香(しまやま・ふみか)さんにお越し頂きました。
大学卒業後の2009年から活動。
デザインから縫製まで、全て嶋山さん自身で行っていらっしゃるファッションブランドです。
ブランドコンセプトは【今を閉じ込めたものであること】
これは、嶋山さんがやりたい事、作りたいものを、柔軟かつ瞬発的にとの思いが込められ、デザインの構想から現在では商品のお届けまで、一人で行っているという意味も言えるという事。
【RED Profile】は、小説に出てきた絵画のタイトルをブランド名とした。
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科を卒業。
舞台美術・照明・空間建築といった事を学び、その中にファッションがあった。
ご両親が美術がお好きで、幼少期から美術館や骨董市に行っていた。その影響があるとの事。「実は、子供の頃から将来の夢はデザイナーと書いていました。絵を描く事も好きでしたね」
大学の卒業制作でファッションショーに取り組んだ事がきっかけで、お店の方とのご縁があり、次のシーズンから置いてみないかという話に。
「急遽決まった感じでしたので、バタバタの立ち上げでした」
継続的に、ヨコハマトリエンナーレ ビックリエイティブショップに出展されています。
昨年は、一輪の花をプリントしたバッグを。
「家に飾っていた切り花なのですが、ゆっくり咲いて長生きで、可愛くて可愛くて、毎日写真に収めていたものを作品にしました」
現在、黄金町アーティスト・イン・レジデンスに参加もされており、こちらが制作のアトリエとなっています。毎年秋に開催される現代美術の展覧会『黄金町バザール』に今年も出品されるという事。
お話を伺った時は、レッド・プロフィールの秋冬コレクションを発表されたというタイミングでした。
今回のコレクションコンセプトは”10年後も好きなスタイル”
「洋服をぱっと買って、すぐ着る感覚が、今変わってきているのかなと思っています。本当に自分が好きなものを選んで取っておくという感覚が強くなってきているのではないか。その場だけで終わるものではだめなのではないか、と考えました」
●秋冬の予約販売がはじまっています!詳しくは、RED Profile(レッド・プロフィール)のホームページ・オンラインショップをご覧ください!
◆なでしこの素◆
こちらがRED Profile、嶋山デザイナーの作品です。