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関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役「治田友香さん」

今回は、関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役の治田友香(はるた・ゆか)さんにお越し頂きました。

事業は大きく2つ。
mass×masss(マスマス)関内フューチャーセンターという、シェアオフィス、コワーキングスペース、録音スタジオも併設した施設の運営と、企業支援の委託事業をなさっている。

mass×mass関内フューチャーセンター】は、馬車道駅から徒歩3分。建物1,2階で約600㎡の広さがある。1階がコワーキングスペースとなり、この5月に改装して、本を介してコミュニケーションを取りたい人たち向けのブースも新たに設けられた。
シェアオフィスも含めて現在、85社が利用している。開設から10年が経つ。
「始めた当初は、コワーキング(coworking)という言葉がまだまだ浸透してなかった時でしたが、”一緒に働く”という意味から、一人で起業された方のご利用も多く、色々な人が集まっている場所なので、自然とやり取りが始まったり、時には私たち事務局が間に入ってお繋ぎもさせて頂いたり、広がりを持ってやりたいという方々に活用頂いています」具体的に何か始めようとする様々な分野の方が集まっているので、自然な交流も生まれる場所であるそう。

また、【企業支援の委託事業】としては、横浜市でのソーシャルビジネススタートアップ講座や、昨年からスタートしたYOXO(よくぞ)イノベーションスクールがある。

コンセプトは”ひとが育つと、まちが変わる”
「扱っているテーマは社会課題の解決や新しい価値創出になりますが、その手法を学ぶという事が以外と、どこでもやっているわけではないのですよね。そして、行動を起こしたい人たちの背中を押す事が、まちづくりに関わる人を増やすことに繋がる。そんな想いがありました」

現職に繋がるスイッチが入ったのは、NPO(非営利組織)を拡げる組織にいた頃。「汚染された水をきれいにする、森林を守る、障がいのある方の支援、DV被害を受けた女性の支援など、幅広いNPOの人たちに出会うのですが、そこで働いている方や何とか地域と繋げたり、何か偏見を変えていかなければいけないという人の気持ちに触れている中で、活動としては素晴らしいがきちんと社会に伝えられていない、と感じることがあって、その伝える部分・仕事を担いたいと思ったということですね」

昨年は、商店街の活性化、特に空き店舗を埋める『商店街空き店舗コンサルティング』という活動も行われている。

そして今、元気でいてほしい飲食店に向けた国の事業が始まります。「本当に大変な思いをされていると思うのですが、飲食店のDX(デジタルトランスフォーメーション)を拡げていき、仕組みだけでなく同時にファンコミュニティを作り、飲食店を盛り上げるような一連のプロジェクトとなります」非常に注目したい!

新たなスタートアップ事業として、mass×massカレッジの『ソーシャルベンチャースタートアップ講座』も9月からスタート予定です!

●活動内容など詳しくは、関内イノベーションイニシアティブ株式会社のホームページをご覧ください


◆なでしこの素◆
大切にされているピアス。
「活動をはじめる際に訪問したNYのソーホーで見つけたものです」どんぐりモチーフでしょうか♡
「そこで出会った方のエネルギーが今も原動力となっていて、よく思い出しています」

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