ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

株式会社さくらいろ 代表取締役「小島真由美さん」

今回は、株式会社さくらいろ代表取締役でいらっしゃる、小島真由美(こじま・まゆみ)さんにお越し頂きました。

                   ”合言葉は、『みんなピンクにな~れ』”

主な事業は3つ。
一つは、様々な完備がされ、最大48名着席収容できるスタジオや多目的ルーム、BBQもできる屋外スペースがある『レンタルスペースみどりスタジオ』
二つ目は、イベントやサークル・セミナーなどを行う『さくらいろ企画』
三つ目は、『ダブルダッチ応援事業』

20歳で結婚。兼業農家の本家、長男のお嫁さんとして、子育てをしながら、繁忙期の農家仕事を手伝うという生活を送っていた小島さん。43歳で転機を迎えます。
「きっかけは義理の父の一言でした。数年前、色々病気をされたこともあり、『スタジオは誰が継いでくれるのか』という話が。主人はあまり興味がなかったのですが、私は人と接するのが好きだったこともあり、『やります!』と手を挙げました」
そのスタジオというのが、広いスペースは勿論、防音・カラオケ・スピーカー8台完備、舞台、緞帳ありという立派なスペースなのですが、義理のお父様の趣味のお部屋だったということ。

「義理の父の一言によって、会社をつくってしまうという!何も分からない中でしたが、しっかり者の娘にも支えてもらい始まりました」そうして2017年、小島さんの第二の人生がスタートします。

合言葉の”みんなピンクにな~れ”は、「生きることをもっと楽しんだらいい」という想いが込められています。(「レンタルスペースみどりスタジオを始めるに当たり、漠然と、黒いモヤモヤのある方がここに来て癒され、楽しかった!また明日から頑張ろう!と思える場所をつくりたい。黒いモヤモヤがピンクに変わるイメージから決めました」)

そのために、「まずは自分が楽しもう」と、様々なサークルを企画。これまで、篠笛・太鼓・ギター・運動・手話・英語などなど。「ギターも1年以上経ちました。あいみょんのマリーゴールドや裸の心から、酒と泪と男と女まで音を出せるようになって楽しんでいます」
更に『さくらいろ企画』のこれまでのイベント実績として、MidoRi Disco(ミドリディスコ)がある。「障がいがあってもなくても皆で楽しもうと開催されていたある地域の”ディスコ”の模様をテレビで観たお客様から、みどりスタジオには(なぜか)ミラーボールもディスコぽい照明もあるから出来るのでは!とお声をいただいたことから実現したことです」誰でも参加OK!思いのままに踊って踊って、心と体を解放しよう!というイベントに。他にも、日本BBQ連盟、日本酒love会、あおぞら陶芸教室と心躍る企画をされてきた。
セミナーでは主に伝える活動をされていて、障がいに関することや、LGBTについて、児童養護施設についてなど、「知る機会のなかった方に知ってほしいお話を発信しています」

そして、三つ目の『ダブルダッチ応援事業』に関して、実は、小島さんの息子さんが昨年プロになったという背景が!主な内容としては、ラッピング自動販売機(ダブルダッチデザインの自販機の設置活動)で、「一からつくり上げたものなのですが、ラッピングのデザインは、ダブルダッチを通じてご縁をいただいた、吉本興業のお笑いコンビ、アップダウンさんの阿部さんが担当して下さり、アップダウンが活動されている”食育ヒーローぬかづけマン”とのコラボレーションとなっています。この自販機を通して、より多くの方にダブルダッチを知っていただければと思っています」

三本柱の事業、そこからまた様々な活動の幅がおありですが、取り組みを進める中で見えてきたキーワードが幾つかあるという。それは、障がい、児童養護施設、LGBT、少年院。
「私自身が、2017年(会社設立)から外に出始めて、色々な方からお話を聞いたりご縁をいただく中で、世の中にまだこんなに知らなかったことがあるんだと思ったのです」「現在、NPO法人の方と勉強をさせていただいているのですが、障がいも全部そうだなと思ったのが、お互い歩み寄ることが大事。まず知ることが大事で、知るためには伝えることが大事だと思い、これまで色々な方とご縁をいただいて学んできたことを自分でも伝えていきたいし、当事者の方の声も伝えることができたらいいなと望んでいます」
「生きる事は楽しい事だと。色々な問題を抱えていらっしゃる方も、凄く楽しんで生きているという姿に触れていますので、そういう方の声を伝えていきたいと思います」

株式会社さくらいろの詳細については、ホームページをご覧ください!
レンタルスタジオやサークルなどをご希望の方は、お問い合わせフォームからお願いします。


◆なでしこの素◆
さくらいろの代表は、さくら色を持つ!
「革製品の企画をしている方とのご縁があり、オーダーメイドでお願いしました」

「ポシェットになっています。ケータイも入って便利なんですよ♡」

top