ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

歌人「飛鳥瑠璃さん」

今回のファンケル ヨコハマなでしこは、歌人の飛鳥瑠璃(あすか・るり)さんにお越しいただきました。

歌人であり、『恋する歌会』を主宰されている飛鳥さん。

18年程、パリスタイルのフラワーアレンジメント教室を自宅で行っていらっしゃいましたが、「ギリシャ神話の美少年から由来するお花の名前が多くあったりして、違った角度からお花の事を知ってもらいたいと思った時に、花に恋を語らせてみたらどうかな?と考えたことが最初で、短歌を詠み始めました」

そして、すぐに歌集も出されます。「新聞の片付けをしていた時に見つけた出版コンクールの記事に、”60首以上で応募”という内容を見つけてちょっと詠んでみた所、1か月で100首できて送ってみたら歌集になりました!」

その歌集『永遠に届かぬ愛する人へ~恋する花たち~』より、飛鳥さんが詠んだ芍薬の歌がこちら。
”それよりもたおやかであれシャクヤクよ 感じたいのは溢れる余韻”
「お花をじっと見ていると、色々な事を感じるのですが、芍薬はとても大輪で、なんて色っぽく羨ましいという事を詠んでみました」

主宰されている『恋する歌会』では、まず月ごとのテーマを決め、それぞれが自分の歌をホワイトボードに書いて詠み、参加されている方一人ひとりが感想を述べるという様に進められていきます。
「31文字しかないので、すごい深読み大会になるんですよ。恋の深読み大会!」
「そうすると、詠んだ本人はそんなつもりじゃなかったのに、”こんな良い歌だったかな~”と、皆の感想を聞いて完成するという所もあり、面白いです」
大人になると褒められる場所があまり無いが、”ここに来ると皆が褒めてくれる”と喜ばれるという。又主宰としても、「勉強して歌を始めたわけではないので敢えて直しませんので、一緒になって感動してしまうという雰囲気です」

更には”書く”事も。「歌会をやっている内に、恋の歌をパソコンで残すのではなく、手書きで残したいなと思いまして、書写の勉強を始めました」そして、今では書写教室を開くまでに。

ご興味のある方は、飛鳥さんのインスタグラムもしくはブログをチェックし、お問い合わせください♪

◆なでしこの素◆
飛鳥さんの歌集です🌹


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