ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

マルチクリエイター、アーティスト「AYAKA BRANDYさん」

今回のファンケル ヨコハマなでしこは、マルチクリエイターでアーティストのAYAKA BRANDY(あやか・ぶらんでぃ)さんです。

AYAKAさんは、お父様がコンゴ民主共和国ご出身。お母様が日本出身でいらっしゃり、生まれはコンゴ民主共和国の首都キンシャサ。生後2ヶ月で来日され、それから24年間日本で育ったという事です。

メインは絵画など、クリエイティブなお仕事の他、教育機関での講演やメディア活動
をなさっています。

一昨年は、手と愛をテーマにした個展を、東京・中目黒で開催。その年の12月には、その絵を使ってアパレルを立ち上げるクラウドファンディングを行い、178%達成。
フランス語で希望や望みといった意味となる『Espoir』というブランド名。「私の国コンゴの公用語がフランス語で、将来的に今後への支援などをしたいと考えた時、自分のルーツから一部を貰って名付けたいと思いました」また、「”希望”は見失いやすいものだと思う。ポジティブがいいという事も一概には言えないと思うが、落ち込んだとしても輝ける何かがあったらいいな」そんな思いから決めたという。

専門学校でグラフィックデザインを学ばれたAYAKAさん。デザインやクリエイティブに興味を持った最初のきっかけは、小学生の頃。「外に行って友達と遊ぶよりは、教室に残って絵を描きたいタイプでした」「小学5年生で転校した時、見た目から分かる外国人が私しかいなかった。部活がある小学校だった為、『陸上部に入ったら?走ったらいいんじゃない!?』と、見た目で求められる事が多く、絵も描かなくなってしまって、気付いたらそこから高校卒業するまでスポーツをずっとしていました」
本当に好きな事が分からなくなってしまった。
20歳になりSNSを通して色々な人と知り合うきっかけができ、そこで繋がった友達から「AYAKAちゃんは絵が下手そうだね」と言われた事で、悔しい思いをし、そこから絵に没頭し、デザインの勉強と共にクリエイティブな仕事をするにはどうすればよいのかを探求されたそうです。

AYAKAさんの軸とは。「昔は自信がないタイプで消極的でしたが、自分と向き合う事や誇りを持つ事は誰でもできることではないのだなと気付いて、作品を通して、そこに載せた言葉も通して力を届ける。そして自分自身もパワフルでいられる様な作品づくりに努めています」

一番のお気に入りの作品がこちら。
自身の写真に”どんな出来事もチャンスに変えられる”という意味を込めた。見た方から「とても力をもらえた」「この写真をスクリーンショットしたよ」という言葉をもらい、「自分も作品になるんだなと、生き方が作品になって伝わるのであれば、これまであまり自分を表現できていなかったけれども、自分は生まれた瞬間からこの世の作品なんだ!と思えた」それをずっと磨き続けていきたい。自身に宣言する様な出来事でもあったと教えてくださいました。
「これからも自分の可能性を上に上に広げていきたい!」

昨年は、自身を表現できる場になるのではとエントリーした、女性の社会進出や社会貢献活動、内面の美を重視したコンテスト<ビューティージャパン>の日本大会ファイナリスト、神奈川大会の準グランプリにも選ばれる。
「人前で表現するという事が得意な方ではなかったが、大勢の方に知ってもらう機会となり、自分の発言が影響をもたらす事ができるのだと実感する事ができました」

インタビューを通して、人にスポットを当てたいと活動もなさっているAYAKAさんですが、「私みたいな境遇の人も、またその他のマイノリティの人や頑張っている方へ、私は運良く自分の声が形になる経験をしてきましたが、頑張っているのになかなか芽が出ないという方もいらっしゃる。そんな人たちのきっかけに私がなれたらいいなと思っています」

AYAKA BRANDYさんの活動については、インスタグラムやフェイスブック、ツイッター、noteで発信されています。是非、チェックを!
特定非営利活動法人AYINA
●東京都のプロジェクト<アートにエールを!>でも作品が採用されています

テーマカラーであるという”オレンジ”の服を着たAYAKAさんを見つけていただき、パワーを貰ってください!


◆なでしこの素◆
AYAKAさんの持ち物とは!



作品を生み出すタブレットやお気に入りの巾着は、アフリカの教育・雇用の創出を目的に活動しているCLOUDYのもの。キレイな発色と可愛いデザインです!
そして、キラキラと輝くものが好き!というお財布も♡

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