ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

声楽家「小黒喜代美さん」

今回のファンケル ヨコハマなでしこは、声楽家の小黒喜代美さんにお越しいただきました。

洗足学園音楽大学 声楽専攻ご卒業、同大学付属合唱音楽研究所を修了された小黒さんですが、そのまま”歌”の道を進まれたのではなく、ピアノ講師やエレクトーン奏者としても長く活動されていらっしゃいました。

「実は母が宝塚が大好きで、とにかく宝塚歌劇団に私を入れたいという気持ちがあったのもあり、私も宝塚が好きでしたので、高校1年から声楽の先生について、そこから日本舞踊は勿論、ダンスなどを習い受験の準備をしました」そうした所、高校の先生から呼び出しを受ける。「宝塚を受けたいと聞いたけれど、どういう事なのか?」となんと、先生よりお叱りを受けてしまったのだそう。
反対をされますが、音楽大学を受けるよう促されたという小黒さん。
急な方向転換でしたが、都合1年の準備で見事、音楽大学へ入学。声楽を学ばれますが、ご卒業後興味を持ったのはエレクトーン!

「ヤマハ音楽教室という所に行ってみた所、そちらの社長がピアノを弾いてみてとなり弾いた所、『あなたエレクトーンの先生になってくれませんか』と言われてびっくりしてしまいました」エレクトーンを習いに行った小黒さんですが、素質を見出され、演奏グレードの試験も受けて、エレクトーンのプロダクションに所属。そこからエレクトーン奏者として、様々な場所で演奏をされました。

現在の歌を通した音楽活動のスタートは、昭和52年、近所で子供会を主催されていた親御さんから、「合唱を教えて欲しい」というご要望からだったという事です。

主な開催として、【ジョイ煌めきコンサート】は、2011年から計30回の上演を行っていらっしゃいます。ご子息で同じく声楽家の小黒健裕さんとのステージ。お喋りもあり、歌って笑って活力をもらえる!そんな空間となっています。「中高年~高齢の方も大勢来て下さるのですが、歌うだけでなく、笑う事がもの凄いエネルギーに繋がるかなと思っています」

【ジョイ・歌声喫茶(よみがえれ!青春の歌声)】の開催に加え、今年新たに立ち上げられたのが、【ジョイ・ヴォーカルスクール(追憶のうた・愛のうた)】です。
これまで小黒さんが指導されてきたグリーンベル女声合唱団と旭混声合唱団ですが、「コロナの影響でお休みも余儀なくされたという事もあり、皆さんに早くに歌って頂きたいという気持ちがあって、10月から改めて教室を立ち上げました」
勿論、万全の感染防止対策の元、「両団長とも一生懸命にしてくださり、検温、消毒、換気に加え、マスク着用で歌うという事を徹底してくださっています」

多岐に渡る活動をなさっている小黒さんですが、12/16(水)11:00~16:00に生配信される【みどりオンライン祭】にご出演されます。
横浜市緑区のシニアの皆さんをターゲットにした5時間に渡る番組だという事です。詳しくは、みどりオンライン祭りのホームページからご確認ください。

そして、小黒喜代美さんの活動については、オフィス・ジョイのホームページをご覧ください。

最後にメッセージをいただきました!
「コロナ禍で皆さん、お家に閉じこもっておられるので本当にお辛い毎日だと思いますが、ホームページではこれまでのコンサート等の配信も行っていますので、ご覧いただいて一緒に歌っていただけると嬉しいです。そして、歌は元気の源と思っていますので、是非それを元にやっていただけたらなと思っています。皆さんが元気でいらっしゃる事を祈っております」

◆なでしこの素◆
合唱指導の際にお使いになっていらっしゃるものを見せていただきました!
楽譜に加え、必需品のフェイスシールドやマスク。

マスクには可愛い猫ちゃんのチャームが♡

手掛ける演奏会の貴重な楽譜集です。

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