こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、アイディアグッズを提供されているHOLUDONA(ホルドナ)株式会社代表取締役の和田美香さんにお越しいただきました。
会社名のHOLDONAとは、お子さんが小学生の時、頷く際にふざけて”なるほど”を「ほるどな!ほるどな!」と言葉遊びの様に言っていた事から。「会社を始める際にどんな名前にしようか考える中で、発明品・アイディアグッズでなるほど!というものを届けたい気持ちもあり、子供達も『ホルドナは?』と提案してくれて、これは面白いかも!と決めました」
そう、和田さんは”発明ママ”なのです。
その発明の元、事業を立ち上げるきっかけとなったのも息子さんだったそうです。「現在高校生になる長男が小学校に上がった時、通学や遠足にレインコートを持って行くのですが、雨が降っても着て帰って来ず、濡れて帰ってくる。どうしてと聞いたら、ランドセルがあるので難しいし面倒だという事だったのです」「又、自宅からレインコートを着て行くと、濡れたレインコートをそのままランドセルやリュックに入れてしまって教科書も何もかもグチョグチョにしてしまう」簡単に着られて、尚且つ仕舞えるものがあったらいいのでは!
そこで開発されたのが、雨具収納ポーチ【KAPAPA(かっぱっぱ)】
ランドセルやリュック・トートバッグに付けるポーチでカバンの上から雨具を簡単に着られる様になる。
”パッと出してパッと着られてパッと収納かっぱっぱ♪”です!
「ポーチの中に秘密があって、カラビナみたいなフック(留め具)をつけています。そこにレインコートハンガーループ(引っかけられる首にある輪っか)を留めておくと、ランドセルの上からでも簡単に着られるという仕様になっているのです」まずはランドセルに被せて、袖を通すと、レインコートが着られちゃった!というもの。
「レインコートをランドセルの上から被せるという作業が、小学生低学年ですと特に、ランドセルも大きいし幅もあるので意外とできないんですよね。それが、ランドセルの上に付いているポーチの中にレインコートを付ける事によって、レインコートがちょっとつる下がっている状態で既にランドセルを覆っているので、フードを引っ張るともう簡単に着られてしまうのです」詳しくは、HOLDONA株式会社のホームページでご確認いただけます。
そして現在はポンチョとセットになっているKAPAPAポンチョ&ポーチも大人気!
「中身の雨具も一緒に販売してほしいという声をいただきまして、ママさん達の声を元に開発しました」
ポンチョは子供用と”雨が降っても自転車には乗りたい”という大人用もあり、こちらも工夫がいっぱい。
その中でも和田さんのこだわりはやはり”自社仕様としてのなるほど!を入れたい”という事で、「キャップ(ツバ付きの帽子)を被った上からポンチョのフードを被る事を推奨しておりまして、フードの先に【帽子ポケット】というものが付いていますので、そこにキャップのツバを入れる事によって顔とフードが一体化する。風が吹いても脱げない。左右を向いても帽子が動くので、顔の向きにフードがついてくる訳です」顔が濡れない、視界もしっかり確保という事ですね!
私も自転車ユーザーなので、これは痒い所に手が届く商品!雨天でも移動手段に悩まなくてよくなる!有難いKAPAPAです♪
ホームページからオンラインショップをご利用いただけます。
お色は3種類♪
神奈川なでしこブランドの認定も受けているKAPAPA。ポーチのアイディア自体は10年前に思いつき、発明コンクールに応募し通ったもの。「その時点ではアイディアの段階で、企業さんに提案しても、興味は持ってくれるが商品化には至らない。私も本業が保育士でその傍らで行っていましたので、当初は事業にするつもりはなかったのですが、特許が取れた時に商品化しようと決めました」そこからハンドメイドでスタートし、仕様を変えながら、最終的に工場生産へ至るまで2年近くかかっているという。
「大きなメーカーではないので、一つ一つが同時進行もできない、又商品として必要とされているのかという所も手探りですよね。何が分からない、かも分からないという中で、皆さんに届ける為にはどうしたらいいのか意見を取り入れながら試行錯誤して、ちっちゃなワンステップを一つ一つ進んできた感じです」
「今後も工夫がいっぱいのアイディアグッズで、子供達やママさんの雨の日の移動を快適に過ごせるお手伝いができる商品を作っていきたい」と和田さん。又更には、「子供達に関わる児童養護施設や子供ホスピス等を支援する活動もしていきたいと思っています」と語ってくださいました。
◆なでしこの素◆
発明ママの必需品は!!
大きな手帳やメジャー。会社のロゴやKAPAPAが貼付されたものもありますね〜。
そして、お子さんのお写真がお守り♡