ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

株式会社グロウス・カンパニー・プラス 代表取締役    「山岡仁美さん」

こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、
株式会社グロウス・カンパニー・プラス代表取締役の山岡仁美さんにお越しいただきました。

『人を活かし組織を生かす』

山岡さんは、航空会社勤務から人材派遣会社の研修企画担当へ。その後、大手メーカー系列のコンサルティング会社に移り、人材育成に関する開発・販促・広報などのマネージャー職から企業研修部門の統括部長までを務められました。1,000社ほどのコンサルに携わった後、独立。
ビジネスフィールドの豊富なキャリアで様々な人材や組織づくりと関わり続け、又出産・育児との両立での管理職、起業などの経験から、多様性を活かす着眼点を持ち味とされています。
コンサルタント、ファシリテーターの他にも、研修講師や講演と多方面でご活躍中です。

代表を務める株式会社グロウス・カンパニー・プラスでは、人材の育成・組織の変革を推進するコンサルティングを行っていらっしゃいます。いわゆる、経営やマーケティングのコンサルティングなどではなく、”人を育成し、組織の活力をもたらす”という事。
「例えば、ここ数年の動きとしては、働き方改革が進めば、コロナの影響も含め、働く場所や環境・スタイルも変わってきます。そうなると、組織として、どう一人一人の力を適正に評価するのかという視点も変わってきます。そこを再構築したり評価だけではなく、その様な環境の中で一人一人が伸び伸びとパフォーマンスを発揮する為には、どんなスキルやマインドが必要なのかというワークショップや研修などが稼働したり、様々な企業様、色々な人とご一緒させていただいています」

モットーとして一番に掲げていらっしゃる、”人を活かし組織を生かす”には、「人がいきいきと活かされてこそ、会社も社会も地球全体も、命を吹き込まれたようにいきいきとしてくるという事を見据えて、とても大袈裟でしばし笑われてしまうのですが、”世界平和”を目指しています」

会社員時代から長年関わってこられた”人を活かす”という分野について、十分に力が発揮できなかったり制限があると仰います。「例えば、働くお母さんにも制限がありますよね。障がいのある方、日本では高齢化比率も高いです。ご高齢の方が満員電車で通勤するというのは制限があるかもしれない。色々な制限があったり、力が十分に発揮できないという方を沢山見てきました」
又、それが実現できないような企業・組織も沢山見てこられたという事ですが、「そうではなく、本当に一人一人が力を発揮できれば企業もいきいきとしてくるはずですし、それが積もり積もって、その人の在り方や企業の在り方で世界の平和へ繋がるのではないかと考えています」

株式会社グロウス・カンパニー・プラスで提供されている研修カリキュラムの中で高いニーズがあるのが”ダイバーシティ”だそう。
「ダイバーシティと言うと、少し前までは女性の管理職育成を行うこと!と思っていらっしゃる企業も多かったのですが、女性だけではないです。女性と男性の違いも多様性の一つではありますが、キャリアや年齢の違い、価値観の違い、時間が使えるか使えないかの違いや障がいのある方、ご高齢の方、キャリアですと、日本は残念な事に子供の貧困率が先進国の中では高く、大学に行く能力や大学院に行きたかったけれど叶わなかったという若い方もいらっしゃいます」そういった様々な”違い”という所を全て巻き込んでいくカリキュラムもあるそうです。
詳しくは株式会社グロウス・カンパニー・プラスのホームページをご覧ください。

山岡さんが目指す”世界平和”。今回は事業内容からのお話しを伺いましたが、一人一人の生活の中での小さな事から少しの配慮で関わったり繋がる事ができるというお考えにも触れて、自分自身に置き換えた視点を持ってみたいなと思いました。

SDGs推進アドバイザーでもある山岡さん。そのSDGsとも大変密着する【サステナブル・ブランド国際会議】が世界中で開催されており、今年2月の開催から引き続き、来年も横浜で行われる事が決定しています。今回はリアルとオンラインの併用も予定されているという事で、新しい国際カンファレンスの形も予感させます。こちらも注目したいです!

◆なでしこの素◆
幅広く様々なテーマに精通されている山岡さんが愛用されているものとは!!

☆こちらは、エシカルファッションとフェアトレード商品専門店『People Tree』のトップスとガラスシードビーズでできたネックレス

☆フィリピンで作られている飲み終えたジュースパックを使ったバックです。よーく見ると何のジュースで作られているか分かりますよ!鮮やかな発色が可愛い!しっかりしたつくりで水にも強い!『Coco&K.』

☆この子は”いっしー”と言います(石巻に由来)。可愛い・好きから始まる東北応援のカタチとして、被災地のお母さん達の就労を支援『いっしープロジェクト』のお馬のバックチャームです。

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