こんにちは！半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、ラテン料理研究家でアマンダリーナ代表の奥井奈都美さんにお越しいただきました。

大学の第二外国語でスペイン語を学ばれた事から、ラテン文化に興味を持ったという奥井さん。
その大学時代には、メキシコや中南米を旅行し、カルチャーショックを受けて以来、ラテンの食を含めた文化や自然、歴史にすっかりはまってしまったそうです。1年ちょっとのバックパッカーで行かれた事も。
元々”食いしん坊”でもあるという奥井さんは、「現地で食べ歩いたラテンの食文化を日本で紹介し、身近な国際交流ができたら」という思いから料理教室を開かれます。
野菜ソムリエやはまふぅどコンシェルジュも取得され、カフェや地産地消に関わる活動もされました。

【アマンダリーナ】は、2014年に”青みかん”（摘果みかん）に出会い、その美味しさを知ると同時に、摘果されたものは捨てられてしまうという現実も直面し、「もったいない、からおいしいへ！」という思いの元、【横浜産青みかん商品化プロジェクト】（後にアマンダリーナへ変更）を立ち上げられました。
スペイン語の温州みかんという意味の”マンダリーナ”と、愛の意味”アマンド”、そして横浜の”ハマ”を掛け合わせて造られたアマンダリーナ。「横浜の青みかんでハッピーな生活を」という思いも込めました。

商品開発を経て誕生したのが、【横浜あおみかんドレッシング】
横浜産青みかん果汁を45％以上使用した、果実味溢れるドレッシングです。
2016年にみかんの産地である金沢ブランドに、2017年には神奈川なでしこブランドの認定を受けます。

その他、神奈川県産青みかん果汁を使用した【西湘あおみかんドレッシング】
横浜の老舗調理メーカー、横浜醤油と岩井の胡麻油とのコラボレーション【あおみかんポン酢ドレッシング】と商品を発表されます。
「開発で一番苦労した点は、爽やかな酸味と青みかん果汁の鮮やかな黄色を残す事でした」低温殺菌で仕上げる事で実現したというドレッシングです。

更に、2017年頃からはSDGsの活動にも関わり、横浜リユースびんプロジェクトに参画。地球に優しいリユースびんを使った100％ストレート果汁【あおみかんのしずく】や、100％ジュース【みかんのしずく】が誕生。現在、横浜や神奈川県内の居酒屋さんをメインに20店舗以上で展開されています。2019年には活動が認められ、横浜環境活動賞にも輝きました。

又、摘果したみかんを搾るだけでなく、「残った皮を捨てるのももったいないと思い始めて、【あおみかん胡椒】を作りました」ワークショップを経て商品化へ。続いて、「熟したみかんの皮も何かできるのではないかという事で、乾燥させて陳皮を作りました」素晴らしい探求心と飽くなき挑戦でいらっしゃいます！！
陳皮は七味づくりに使われ、ワークショップを行っていましたが、2018年に参画した横浜金澤リビングラボにて、金沢区から三浦半島にかけての町おこし、サーキュラーエコノミー（循環経済）を目的として活動する中で、地元の素材を使った【金澤八味唐辛子】を開発されます。この商品化に向けては、地域の小学校とも連携し、環境教育の取り組みともなりました。
アマンダリーナホームページ

地産地消であり、捨てられる摘果みかんに命を吹き込まれた奥井さんの活動は、今後も目が離せません！
アマンダリーナの商品は、オンラインショップ他、横浜そごう地下2階 かながわ屋、京急百貨店 上大岡店 食膳の旅コーナー、横浜市内のＪＡ横浜直売所ハマっ子、金沢区の区役所やホテルでお求めいただけます。

＜お知らせ＞
●横浜の洋菓子店 ガトー・ド・ボワイヤージュで、アマンダリーナの神奈川県産青みかん果汁をたっぷり使用した【あおみかんゼリー】販売中
●新商品【飲むみかん酢】できました！神奈川県産みかん果汁を使ったフルーツビネガー
●8/10（月・祝）『横浜あおみかん摘果体験イベント』実施予定（摘果ボランティアに興味のある方のご参加お待ちしております。詳しくは、アマンダリーナのFacebookページをチェック！）

◆なでしこの素◆
”横浜の青みかんでハッピーな生活を”
届けてくださっている、奥井さんのユニフォームは爽やかな青みかん色！お帽子も可愛いです♪