ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

フリーアナウンサー、映像ディレクター、想映のまち株式会社代表「佐藤亜樹さん」

こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、フリーアナウンサーで映像ディレクター、想映(そうえい)のまち株式会社 代表でいらっしゃる、佐藤亜樹さんにお越しいただきました。

”人に寄り添い、伝える”

佐藤さんは、仙台の放送局、そして神奈川のテレビ神奈川(tvk)で局アナウンサーとしてご活躍。実況もできるスポーツに強いアナウンサーとしても有名です。2015年に退職後、フリーアナウンサーとして活動されながら、独学で動画撮影や編集を身に付け、2017年想映のまち株式会社を設立。
現在は、スポーツ義足体験授業の講師や、知的障がい者サッカーチーム【横浜F・マリノス フトゥーロ】の撮影にも携わっていらっしゃいます。

今回、フトゥーロの保護者の方より、「はつらつとした素敵な女性で、温かい心遣いが伝わってくる取材」「まさに”ヨコハマのなでしこ”そのものです」というご推薦を頂戴し、佐藤さんにお話しを伺う事ができました。(ありがとうございます!)

フトゥーロは、Jリーグクラブ初となる知的障がい者サッカーチームです。
2015年、各地の知的障がい者サッカーチームが一堂に会し、マリノスの主催で行われた大会【フトゥーロカップ】でインターネット中継の実況をされた事がきっかけとなり、チームに関わるようになったそうです。
選手達への取材をする中で、プレーヤーとしての強みは勿論、「どんなお仕事をしているの?」という質問に、「僕は花屋さんで働いています」という選手や「スーパーで品出しをしています」等、職場は様々でしたが、どの選手も堂々と、自分の仕事に誇りを持って話している姿が印象的だったと佐藤さん。と同時に、「みんなが、実は自分の身近な所に以外と居て、仕事もサッカーも頑張っているんだ」という、それまで知らなかった側面にも触れ、見方が変わったという経験をされたそうです。
「それから、彼らと会い話すたびに刺激をもらえる時間が自分自身楽しくて、マリノスのスタッフの方に、今度いつ練習があるの?と試合を観に行ったり、撮影させてもらいに行ったりしながら、何だかんだで今に至っています」佐藤さんにとって、ライフワークと言える大切な場所だという事です。

「スポーツは観るのもプレーするのも好き!」という佐藤さん。小学校3年生からサッカーを始め、高校ではクラブチームに所属。大学時代はアイスホッケー部のマネージャーだったそうです。
社会人になるにあたり、「よりスポーツの現場に近い所で働きたい」という思いから、テレビ局のスポーツ分野を目指され、更に実況をやりたい!という野望から、当時既に実況の女性アナウンサーがいたテレビ神奈川へ入社。
「女性の実況はなかなかいない中、上司に恵まれてチャンスをいただけたので、そのチャンスをしっかり活かさなければという一心でした。厳しく指導してもらった面もありましたが、それがあったお陰で放送席に座る事ができた」高校野球、プロ野球と多くの人の記憶に残る”貴重な試合”も実況されています。「人生の中で、本当に貴重な経験だったと今改めて感じます」

新型コロナウイルスの影響で活動休止となっていたヨコハマF・マリノス フトゥーロも、そろそろ練習再開へ。6/27、横浜市青葉区の谷本公園競技場で始動する予定だという事です。「3ケ月活動していなかったので、選手達も楽しみにしていると思います」そして佐藤さんはカメラと共に♪

【想映のまち株式会社】は、2015年に東日本大震災の復興事業に関わった時、自身の今後について考える時期でもあった中、”人の想いに触れる”機会が多く、大きな刺激をもらったという事。「カメラを通して、一人一人に寄り添えるような活動をしたい」その思いから設立へ。
撮るのは”家”にまつわる、思い出や想いをインタビューと共に収めます。
「町の写真屋さんのように、人々にカメラを使ってもらいたいというイメージなのです」例えば、入学式や卒業式といった節目に、家の前で写真を撮りますよね。なぜか。(確かに、玄関や門をバックにした家族写真あります!)
家はずっと見守っている箱だと思うと佐藤さん。「当たり前すぎる存在だけれど、実はそこには思い出が沢山あって、例えば、建て替える・取り壊す・譲るという時に、家を綺麗に撮影してインタビューと共に残しておくと、後々面白い思い出になるのではという所がきっかけでした」
そして、家を撮る仕事として始まった想映のまち株式会社ですが、「フトゥーロやハンディキャップのある方々にも寄り添えるような活動にもなっているのが、不思議な流れだなと思います」佐藤さんの突き進む想いが形となり、全ては繋がりをみせるという事を感じずにはいられませんでした。
想映のまち株式会社(作品集やブログもこちらから♪)

◆なでしこの素◆
なんと、お仕事スタイルで来てくださいました〜大事な相棒も。
大きなリュックの重量は10㎏!しかし、フル装備ではないとの事で、もっと重い日もあるのだそう!!

マリノス君も一緒です♪

「そういえば、このTシャツはふれあい・ホームタウン事業部(横浜マリノス)の皆さんからの誕生日プレゼントでした!」愛されるアナウンサー。取材姿が想像できますね♪

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