ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

有限会社Genius Love代表取締役、教育コンサルタント「今道久惠さん」

こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、教育コンサルタントでGenius Love(ジニアスラブ)代表取締役の今道久惠さんにお話しを伺いました。

ジニアスラブでは、運動により心身の健康と発達をサポートする教育コンサルティングの提供。教育委員会からの依頼で先生方の研修に、医療従事者のセルフケアのためのワークショップや特別支援を必要とする子どもたちの親子講座などを全国で行っていらっしゃいます。

娘さんに小児喘息等のアレルギー症状があり、薬以外に自宅で取り組むことのできるものはないかと検索をしていた時、【ブレインジム】のワークショップが横浜で開催される事を知ります。「親子で参加し、一日10分程度エクササイズをすると、1か月程で子どもの筋肉の緊張がほどけている事を感じました。又、腹式呼吸も上手にできるようになり、笑顔が増えました」更には、今道さん自身にも変化が!「慢性的な肩こりから解放されて、ぐっすり眠る事ができ、明るく前向きに物事を捉えられるようになったのです」
設立には、その様な今道さん親子の様子を近くで見ていた幼稚園のママ友から、「是非、そのプログラムを教えて欲しい!」と相談を受ける様になった事でした。当時、専業主婦であった今道さんですが、保健体育の教員免許を持っていた事から、「自分の子どもの発達を願う様に、多くの子どもたちの心身の健康を運動という観点でサポートできれば、という思いで起業しました」現在15年目です。
社名には、愛する二人のお子さんの名前である、”優”と”愛”からもらい、ご主人のお名前に”英”の字がある事から、正式名称を英語表記になさったそうです。家族愛、明るい家庭のご様子が窺えますね。

今道さんが出逢った【ブレインジム】とは、脳(brain)の発育を助けるエクササイズとも言われ、元々は読書や計算等の学習支援を目的として創始されたメソッドですが、アスリートがアイコンタクトやモチベーションの向上に活用した事で、現在は世界80か国で実践されています。
サッカー選手が準備体操として取り入れている”クロス・クロール”(両手足を交差させる動き)もブレインジムから来ており、ベーシックな動きは26種類あるそうです。学習面・感情面・肉体面の3つのパートに分かれ、心身のバランスを整えるサポートをします。
「特に、目の動きがスムーズになって読書が楽しくなったとか、集中力や記憶力が上がって忘れ物が減ったという報告を多く頂戴しています」「お子さまの変化としては、かんしゃくが減り落ち着いて行動できる様になり、育児も楽しくなりましたという感想も頂いています」
●見る聴く書く等の学習時のサポートとなる動き
●物事の優先順位や感情安定等に活用できる動き
●集中力や参加意欲等の五感や身体の柔軟性に関わる動き、によって構成されているという事ですが、用途や目標により
3種類ほど選択し、3週間ほど実践する事で、脳からの神経伝達をスムーズにして、五感の活性化を図る事が出来るという事です。

その【ブレインジム】を用いて今道さんが提供されているのが、【ジニアスメソッド】です。
新しい事を学び始める時に、椅子に座り目や耳から学ぶ左脳型の教育に加えて、身体を動かして内に秘めた才能や直感に従って表現をする右脳型の教育を積極的に取り入れた、”全脳型”の学習プログラムとして8回のワークショップです。
具体的には、「赤ちゃんのハイハイや寝返り等、発達段階に沿ったシンプルな動きで、ビフォーアフターを確認しながら進めますので、年齢や性別に関係なく、学んだその日からご家族みなさんで楽しく活用していただける事が特徴です」

さて、在宅ワークや外出自粛で自宅で過ごす時間も増えているかと思いますが、今すぐ実践できるエクササイズを教えていただきました!
▼両手のお絵かき(ダブル・ドゥードゥル)
①両手を前方にあげて、利き手で描く絵と対称に鏡文字を書くようにして反対の手を同時に動かしてみましょう
②描くものは”円””波””三角形”とチャレンジしてみてください(三角形は指揮者の動きのように♪)
③大切な事は両手を使って描く事です(右手を使うと左脳が活性化、左手を使うと右脳が活性化します)
実際にクレヨン等を両手に持って、お絵かきを楽しんでみてはいかがでしょうか

3月から自宅で簡単に実践できる経絡体操や家庭で楽しめる感覚遊びの動画配信も行っていらっしゃいます。

今後については、スポーツ選手に対しての心身両面からのコンサルティングにも携わってみたいと今道さん。「本番に実力を発揮する事が難しい場合やケガを繰り返してしまう場合に、身体の使い方と心の向け方によってパフォーマンスが上がる事をお伝えしたいです」

今道さんの取り組み、ジニアスラブについてはホームページをご覧ください。(オンライン講座のご案内もあります)
7日間のメルマガ登録フォームやZoomによる子育てサロンも開設されています。是非ご利用ください。

◆なでしこの素◆
サッカー選手も取り入れているという”クロス・クロール”(正式名称:正中交差の動き)

クローリングの和訳は、「四つ這い(ハイハイ)」であることから、十分にハイハイをすることで、コア筋が発達し、姿勢や歩行が安定するために、ブレインジムでは子どもの発達段階にそった優しい運動を取り入れることで、脳からの神経伝達をスムーズにすることを目的に創始されています。

明るい雰囲気ですね♪


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