ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

日本茶インストラクター「井上香織さん」

こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、日本茶インストラクターの井上香織さんにお越しいただきました。

日本茶インストラクターはNPO法人日本茶インストラクター協会が認定する資格で、通信教育を受け、一次(筆記)・二次(実技)試験があり、実技ではお茶の良し悪しを見る、飲み比べ、お茶の淹れ方等の審査が行われるそうです。
約20年の歴史で、4,800人が取得。日本茶教室の開催やカルチャースクール等での講師、日本茶カフェをプロデュースする等、全国で活躍されています。
井上さんは2003年に取得。カルチャーセンター、市の講座、小学校でのお茶授業、高齢者デイサービスでのお茶語らい等、フリーの立場を活かした活動やお茶の販売を行っています。

前職は客室乗務員。全国を飛び回り、食べたり飲んだりするのが好きだったという井上さん。「お茶って面白な~」と思っていたが、そこまで突っ込むことはなかったのだそう。きっかけは、退職し専業主婦として過ごしていた頃、お子さんがそれぞれ小学校と幼稚園に上がり、自分の時間が出来た時、「何をしたらいいんだろう?」という思いに。ふと、手元にあった新聞に載っていた”日本茶インストラクターの方の記事”に惹かれ、「何故だか分からないけれど、これじゃない!!?とビビッときたんです」
その日の内に日本茶インストラクター協会へ電話し、即勉強を開始されたそうです。
日本茶に関する専門的な知識と技術を持ち、指導するプロでもある日本茶インストラクター。”日本茶のソムリエ”とも呼ばれ、その学びはお茶の歴史から多岐に渡るそうですが、「お茶だけでなく、器やお菓子についても知識を深め、又付随して健康や食べるものにも気を使うようになりました」

「敷居はそんなに高くない」と井上さん。「マグカップでも!私は、あまり形にとらわれない方が楽しめると思っていて、ティーバッグでも大きめのものに茶葉がきゅうきゅうにならなければオーケーです」
お茶は温度によって成分が変わる。イライラした日にはちょっとぬるめにすると、テアニンが出て脳がリラックス。逆に気合を入れたいという様な勝負時には高い温度で淹れると、カフェインが出てシャッキっとするのだそう。そういった飲み方ができると知ると、普段にどんどん取り入れたくなりますね。

井上さんのお話には、偶然にも感動的な出会いだったというお茶に対しての慈しみの気持ちが湧き出ているようで、幸福感を与えてくださります。これもお茶の効果かしら?!♪

「自分が感動した事を皆さんに感じてもらいたい」飲んだ方が更に良い気持ちになるという事。
「お菓子や食事と共にというものでなかなか主役にはなれないが、良いと思う。ただ、誰かが伝えていかないと廃れていきそうな気もするので、茶農家さんも応援していきたいのです」

様々な発信をされている井上さんのブログを是非ご覧ください!

【茶らんぽらん】
毎週火曜日10時~15時、かたびら・スペース・しばた(保土谷駅から徒歩3分)にて、お茶を飲む・買う・学ぶをトータルに楽しめる場をプロデュースされています。”ちょっとお茶の淹れ方を勉強してみたい”という方、試飲だけでもOKとの事。どなたがいつ来ても、美味しいお茶を気軽に楽しむ事ができます。ほっと一息どうぞ☆


◆なでしこの素◆
なんと、茶器もお持ちくださり、お茶を淹れていただきました!
これが感動的な美味しさでした!!!
お茶の味がよく分かる、はっきりくっきりと、茶葉も”いいもの”をご用意いただいたのですが、
旨味すら感じるのです。あまりに深くて衝撃でした!
こうやって美味しいお茶をいただくと大切な日々のお供だと認識できます♪
本当にありがとうございました。



〇80度まで冷ます(目安は熱いけれど持てる位)
〇ティースプーン1杯(一人分)
〇急須にお湯を入れ40~60秒(茶葉を広げる。ここで急須を振らない!えぐみが出る原因)
〇ニ煎目は熱いお湯で(良いお茶は2~3回飲めます)
★急須:常滑焼(愛知)
★煎茶椀:万古焼(三重)

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