ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

株式会社リビカル代表取締役「元山文菜さん」

こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、株式会社リビカル代表取締役の元山文菜(もとやま・あやな)さんにお越しいただきました。

「ビジネス」をデザインすることで、誰もが「働く」を楽しめる社会を目指す。

リビカルの由来は、Re-engineering Business Culture
設立には、元山さんの実体験が関わっていました。
股関節の疾患で長い入院生活を送っていた時、「何者でもない自分が凄くしんどかったのです」車椅子、寝たきりの期間もあり、自分でお茶を飲みたくても取れない、トイレに行きたくても一人では行けない。世話をしてもらうだけで、母親でもなく、学生でもなく、仕事もしていない、”何者でもない私”
そんな思いを抱えていた中、病室の冷蔵庫当番を任されました。冷蔵庫内の賞味期限等を確認するといった簡単な任務だったそうですが、「何かしらの役割を与えられ、責任をもらった時、生きている感じがした」と元山さん。一定のコミュニティで役割や責任を負うというのは、とても大切で生きがいに繋がる。その自らが感じた思いを”働く”と定義して、”働くを楽しむ社会にしたい”=その為に、会社に対し仕組みを再構築する。「ビジネスのカルチャーをリ・エンジニアリングする事で、多くの働く人を作っていきたいと思っています」

コンサルティング会社として、大きく2つの業務を行っていらっしゃいます。一つは、業務コンサルタント(組織の仕組みを作る、業務の流れを再構築していく)。必要であれば、ホワイトカラー(事務系の職種)の仕事を代わりにやってくれるロボットRPA(robotic process automation)の開発や導入支援も行います。
もう一つは、業務の生産性が上がらない要因にもなる、働く人の意識や風土、人と人との関係に変化をもたらす為、個人に向けた”時間の家計簿”の使い方を教え、自分の人生時間を上手く、効率的に使えるようなサポートです。

色々な企業に入っていくと、残業時間に苦しんでいる。元山さんは「自分の寝たきりの経験から、人生は短いという思いが強く、もっと自分のやるべき事やマッチした事を誰でもやるべきなのではと思っている」その気持ちが会社を設立し、法人化した大きな理由だったという事。「個人個人が時間管理に意識を持って、人生の生き方に繋がったらいいなという願いです」

株式会社リビカルは効率化、生産性を上げるという仕事ですが、最近のご相談では、「働き方改革で残業時間を減らしたい」というのも非常に多いという。
企業に入っていき実際に業務を見て、それを見える化する。どこにボトルネックがあるのか、どこにボリュームが使われているのかが分かるので、その解決策を提案しながら、皆で一緒に考えるという流れです。
是非、株式会社リビカルのホームページをご覧ください。又、元山文菜さんのフェイスブックページ、ツイッターへ直接連絡もいただけます。

4月から新たに【業務の健康診断】をスタート。
働き方改革や業務の効率化を図りたいが、何をしていいか分からないといった企業へ。どこに会社の問題があるのか(管理の仕方かマネジメントなのか、プロセスなのかといった)を診断するサービス。「まずはお気軽にご連絡ください!」


『Co-Co Life☆女子部(ココライフ・ジョシブ)』
2013年より、障がいや難病女性向けフリーペーパーの編集に携わっていらっしゃいます。


雑誌との出会いはご自身が出産された時、「障がいの程度が一番重くなっていて、我が子を抱く事もできず、普通のママのように子育てができませんでした」「がむしゃらに突っ走ってきたが、私は障がい者だったんだと思い、元々は美容師を目指していた事などを振り返るタイミングがあったんです」その時、検索をして見つけたのがCo-Co Life☆女子部でした。
ボランティアから参加し、編集長も歴任。現在は、発行元である特定非営利活動法人 施無畏(せむい)の理事も務めます。”障がいや難病を持つ女の子の背中を一歩押してあげる”というコンセプトであり、NPOの団体としては「バリアフリーという言葉がいらない社会をつくりたいと思っています。その言葉が無くても、皆が交ざり合えるような社会を」
ご興味のある方はこちらをご覧ください。フリーペーパーの設置場所もチェックしていただけます。
又、障がいのある方は読者登録をすると、毎号無料でご自宅に郵送されます。


◆なでしこの素◆
コンサルティング業の必需品!
”見える化”する為には、まずは全てを書き出す。緻密な仕事です!

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