ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

岩井の胡麻油株式会社 営業部宣伝・広報マネジャー「岩井理恵子さん」

こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、岩井の胡麻油株式会社の岩井理恵子さんにお越しいただきました。

生まれは東京、幼稚園はシンガポール、小学校は横浜、中学はパリ、高校•大学は東京で過ごす。因みに大学時代はウィンドサーフィンとスキーにはまり、夏は逗子、冬は雪山暮らしという、ワールドワイドでアクティブなイメージの岩井さん!

創業160年を超え、世界中の料理人から高い評価を受けている岩井の胡麻油。岩井さんは営業活動から試食販売、配達に製品作り、工場見学の案内や広報として取材対応、地域の方々との繋がりと多岐に渡る業務を行っていらっしゃいます。

現社長はお父様(創業者から8人目)。岩井さんにとって家業となる訳ですが、お父様も元は勤め人だった事から「胡麻油屋の娘という認識は無かった」のだそう。大学卒業後、アパレルメーカーに3年勤務した後、アルバイトをしながらヘアメイクの修行をされていました。
入社は今から10年前。40年勤めた事務員の女性が定年退職を迎えるにあたり、その後任にと、お父様である社長から声が掛かりました。家業に初めて携わる事になり、「地味な仕事?何をやったらいいのかも分からなかった」というスタートだったそうですが、「入社してみたら凄く楽しくて、食品に携わる事、横浜で働くという事、地元の知り合いもいる、そしてこの景観の中で仕事ができる事が嬉しかった」

岩井の胡麻油は元々、業務用や輸出をメインとした会社でしたが、家庭にも浸透させるべく横浜開港祭での出店等、積極的な取り組みも行われてきました。そんな中、2018年に誕生したのが【横濱ぶぶあられ】です。


レトロモダンなパッケージ♪

理恵子さんが着手された新商品で、お茶漬け等に使われる小粒のあられに、胡麻油をまぶし醤油味で仕上げたもの。同じく横浜の老舗・美濃屋あられさんと共に開発されました。
「神奈川県観光課の方から、新しい観光土産のプロジェクトに参加しませんかとお声掛けいただいた事がきっかけでしたが、以前からオリンピックを控え、何かお土産品として商品が作れたらと思っていたのです」
着想のヒントには現在4歳になる娘さんの存在もあったそうです。「娘が元々”ぶぶあられ”が好きで、おやつにパクパク食べている姿を見て自分でも食べてみたら、ビールのおつまみにも最適でした(笑)」子供から大人まで召し上がっていただける。そして、岩井の胡麻油の青缶のまさにミニチュアといった!といった大きさには、「非常時等、バックに入っていたら何かの時に、腹の足しというかお腹が膨らんでいいかなと考えて、持ち歩けるサイズにしました」色々な可能性と思いを込めて作られた商品です。
【横濱ぶぶあられ】は、そごう横浜店の地下2階(神奈川県アンテナショップ)、横浜高島屋7階(ヨコハマグッズ)を始め、市内のお土産店で取り扱われています。
岩井の胡麻油株式会社についてはこちらをご覧ください。

地域の発展も大事と語る岩井さん。現在、子育てをしながら今後の日本を想像する時、「食文化が失われてきていると感じます。職人さんであったり食材を作る方(生産者)、目利きの方といった食に携わる職業の後継者がいなくなっているという現実を目の当たりにして、できれば50年後、100年後も美味しいものを食べて皆で笑いながら暮らしていける社会が続いて欲しい。その為に今何ができるかを考え、やっていきたと思っています」
家業に入った事で知ったという地元のネットワークづくりの大切さ、そして横浜の未来に願う思いまで伺う事ができました。

◆なでしこの素◆
長年愛用されているというショルダーバッグはお馴染み”K”のブランド。
可愛いシルエットなのですが、実は大容量!でエコバックも入っていました♪


こちらも横浜!ケイスの濱文様とのコラボレーションです。横濱ぶぶあられ同様、映えますね☆


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