ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

ヴィオラ奏者「田原綾子さん」

こんにちは!半田あいです。
ファンケル ヨコハマなでしこ、今回はヴィオラ奏者の田原綾子さんにお越しいただきました。

桐朋学園大学音楽学部を卒業、パリ・エコールノルマル音楽院を首席で修了し、現在はドイツ・デトモルト音楽大学にて更に研鑽を積んでいらっしゃいます。貴重な帰国時にありがとうございました。

ヴィオラという楽器は、見た目はヴァイオリンとほぼ同じですが、大きさはヴァイオリンより少し大きく、それによって音が太く、音域も低くなります。加えて、ヴァイオリンは高音域が多く、ヴィオラはチェロに挟まれ中音域を担当することが多いそうです。「より人の声に近い音色を感じさせ、幅広い表情を持っている」田原さんはそこに惹かれたと仰ります。

元々は5歳でヴァイオリンを始めた田原さん。ヴィオラとの出会いは高校2年生の時、弦楽四重奏(ヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロの編成)を組むことになり、ヴィオラという楽器を始めて触ったそうです。
まず楽譜の読み方が違う!ヴァイオリンはト音記号で書かれますが、ヴィオラは”ハ音”記号。という事は、音符の位置は違いますし、指を押さえる場所も違うわけです。「1弦分ずれるだけですが、もの凄い違いを感じた!」と田原さん。初めは、楽譜に指番号をふっていたそうです。ヴァイオリンのキャリアはあっても、ある意味一からのスタートでした。
その弦楽四重奏メンバーが優秀な仲間達だった事もあり、「足を引っ張っているな」という焦りから、ヴィオラ界の巨匠、岡田伸夫氏に師事し、立ち方・挟み方・指の押さえ方・弓の動かし方と基礎から学んでいったそうです。

そして、ヴィオラを始めてその翌年(19歳の頃)には、【第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位および聴衆賞】【第9回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位、併せて全部門最優秀賞】【ルーマニア国立ラジオ局賞】を受賞されます。「師匠に助けてもらい、運よくコンクールで良い結果がいただけました」控えめでいらしゃる。でもこの結果が、どれだけの努力だったかということを物語っていると思いました。

現在はドイツを拠点にしている田原さんですが、「ヴィオラが本当に好き」「音楽が好きでずっと来ましたが、ヴィオラの魅力にも出会い、音楽の魅力を大勢の方にお届けしたい」とこれから更にコンサートなどを企画したり、色々な事にチャレンジしていきたいと話してくださいました。

2020年のソロリサイタルが決定しています!
●2/8(土)所沢市立松井まちづくりセンターホール
●3/17(火)鵠沼サロン
●3/27(金)青山音楽記念館バロックザール(京都)
そして、1/5(日)東京文化会館・小ホールで室内楽祭という出演者が企画したコンサートあり、1/8(水)にはトッパンホールで行われるニューイヤーコンサート2020に出演されます。
詳しくは、田原綾子さんのホームページをご覧ください!

◆なでしこの素◆
2本のヴィオラをお持ちくださいました!

向かって左の色味が濃いヴィオラは1750年製ベルギーの楽器。右はサントリー芸術財団より貸与を受けている”PAOLO ANTONIO TESTORE”1728年製です!笑顔の田原さん、私たちは緊張感(笑)
大きさ厚さもそれぞれ特徴がありますね。

top