こんにちは!半田あいです。
今回のファンケル ヨコハマなでしこは、はまぎん こども宇宙科学館の桑田かよさんにお越しいただきました。
はまぎん こども宇宙科学館は、JR根岸線洋光台駅から歩いて3分の場所にある、楽しく遊びながら宇宙や科学に親しめる、参加体験型の科学館です。5階から地下2階まである館全体は、宇宙船がモチーフとなっています。そして、各フロアはそれぞれにコンセプトがあって、宇宙の広がりを探る【宇宙船長室】、雷やオーロラの不思議に触れる【宇宙発見室】、月面ジャンプや空間移動ユニットが人気の【宇宙トレーニング室】など、体験型展示が豊富。”こども”と付いていますが、大人も体験できます。
5階の【キャプテンシアター】では、身近なものを使って、科学に親しむ事ができる【サイエンス・ショウ】や、宇宙をテーマにした映像と道具を使った解説を行う【サイエンス・ミニトーク】が土日祝日に開催されています。
また、【宇宙劇場】では、直径23mのドーム全体に広がる迫力の映像と、リアルで美しい星が創り出す臨場感溢れる宇宙を体験する事ができ、小さなお子様から大人の方まで楽しめるプログラムが用意されており、全ての番組で約15分間、スタッフによる星空の解説が行われます。
桑田さんはインタープリターとして、科学の楽しさを伝えるお仕事をされています。具体的には、科学にまつわる教室を企画したり、展示パネルを作ったり、お客様の前に立ってサイエンスショーを行ったりもされています。
はまぎん こども宇宙科学館で働き始めて、ちょうど1年が経つそうですが、それまでは主に研究をされていたという桑田さん。大学では化学を専攻されており、その後研究室にお勤めでした。食品関係の研究室で、卵のタンパク質をよく見ていたのだそうです。取り出して、溶かして、固まり方を見る‥など、タンパク質の構造や変化の仕方を研究されていらっしゃいました。その一人で突き詰める研究から、「広く浅く色々なものを知りたい欲望が芽生えて、そしてそれをだんだん人に共有したくなった」という所から、現在のお仕事に結びついたそう。
今遊びに来る子供達と接していると、自分が科学で躓いた所と同じ部分で躓いている様子が見て取れるそうで、「分かるよ!難しいよね~」と共有できることが楽しいのだそうです。
さて、これからの季節は空気が澄んで星空が観察しやすくなります。12/7(土)と来年1月4日(土)の19:30~20:30に”月を見よう!”という【星空観察会】が行われます。
科学館前庭で天体望遠鏡を使って、月や惑星、星雲、星団、銀河などの天体を観察するイベントで、今回は、秋の星座や冬の星座を探して、月を天体望遠鏡で見ます。普段プラネタリウムの解説などを担当している天文インタープリターが星座の解説も行うそうです。
参加ご希望の方は、はまぎん こども宇宙科学館のホームページのお申し込みフォームか、往復はがき<はまぎん こども宇宙科学館「〇月〇日の星空を見よう!係宛>にて事前申し込みとなります。申し込み締め切りは、12/7分が11/23、来年1/4分が12/21です。5名様まで同時申し込み可。保護者1名につき、中学生以下は4名まで参加できます。
又、土日祝日に行われる【サイエンス・ショウ】や【科学実験ラボ】【サイエンス・ミニトーク】は自由に参加できるイベントなので、当日、開催時間に会場へ。工作教室や本格的な科学教室などは、別途参加料が必要となりますので、インフォメーションで開催している教室のチケットをお求めください。詳しくはホームページをご覧ください。
そしてちょっと珍しいプラネタリウムイベントが!12/14(土)に行われる【青春☆プラネタリウム】です。このイベントでは、神奈川県立、横浜市立高校の天文部、地学部等天文関連の活動を行っている生徒達が、自ら考えたシナリオでプラネタリウム投影装置を操作して、一般来館者に向けてプラネタリウム番組を投影します。なんと今年で11回目を数える恒例の人気イベントだそうです☆
桑田さんの目標は、地道に科学を面白いと感じる人を増やしていくことだそう。是非、はまぎん こども宇宙科学館で宇宙や自然科学の不思議・ロマンを体感してみてください!!
◆なでしこの素◆
桑田さんの趣味は読書。そして、いつも3冊ほど文庫本がカバンに入っているという事で、現在読んでいるのがこちら。はまぎん こども宇宙科学館の図書室では、スタッフのおすすめコーナーも設置されており、そこで紹介されることもあるそうです。