ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

akkaの手描き服、絵付師「三宅あすかさん」

こんにちは!半田あいです。

ファンケル ヨコハマなでしこ、今回は「akka(あっか)の手描き服」の絵付師でいらっしゃる三宅あすかさんにお越しいただきました。

「akkaの手描き服」では、職人(三宅さん)が一着一着絵付けをしたオリジナリティ溢れる服を作っていらっしゃいます。

テ−マは ”花をまとう服“ さらりと着心地の良い綿やリネン生地に、一筆一筆職人の手によって美しい花が絵付けられ、まるで着物を纏っているいるような特別な一着です。又、絵付けをする為、デザインをシンプルに直線的でスタイリッシュに見えるものに。そこに手描きを加える事で完成する様なデザインがこだわりです。

小さい頃から着物が好きだったという三宅さん。よくお母様に着付けてもらっていたそうです。美術大学へ進学し、染色や織りを学ばれますが、就職活動には少し難航された時、大学の掲示板で偶然見つけた「友禅工房の研修生募集」のチラシに飛びつき、大学卒業後は京都で修行をされました。

友禅工房では、研修生として、営業•販売にも携わりながら、草稿•色差し•素描きといった手描き友禅の技法を学ばれます。好きだった着物の世界に触れ、何十年とキャリアのある職人さんとも働き、その世界に入って初めて分かった事も多々。伝統を繋いでいくという事や、現実を体感できた貴重な時間だったそうです。

「実は横浜が恋しくなってしまったのです。」充実した気持ちと共にホームシックも抱いていたという当時の正直な感情も教えて下さいました。学んできた技術を生まれ育った地で活かして行こうと、横浜での活動をスタ−トさせます。始まりは出産祝いの子供服を手掛けていましたが、ある時自分が着る為の手描き服を作った際にそれを展示会に並べてみた所反響が多く、現在は婦人服を中心とした手描き服を製作していらっしゃいます。三宅さんによって一筆一筆描かれる柄にはぬくもりが感じられ、お客様からは「着ていたら褒められた。」「他のものとは違う。」又、「海外旅行に着て行きたい。」と言った声があり、それが励みだと仰います。特別な一枚、皆さんも羽織ってみませんか!

ご注文は「akkaの手描き服」のホームページからどうぞ。受注生産となりますので、ご注文から2週間ほどで絵付けをし、お届けとなります。

そして9/14(土)〜16(月•祝)に、鎌倉のgarden&spaceくるくるに於いて、陶芸の造形作家さんとの展示会『言葉にならない絵付けの世界2019』が行われます。実際に試着もできますので、どうぞ足をお運びください。

◆なでしこの素◆

この日の三宅さんのお召し物も勿論、akkaの手描き服。スタイリッシュ!手描きのやわらかなタッチは是非ご覧いただきたいです❀裾に2輪だけの椿というのも非常にお洒落♡♡

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