ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

看護師、アンガーマネジメントシニアファシリテーター™️「光前麻由美さん」

こんにちは!半田あいです。

ファンケル ヨコハマなでしこ、今回は看護師でアンガーマネジメントシニアファシリテーター™️の光前麻由美さんにお越しいただきました。

中学生の頃にお母様がスキルス性の胃がんになったことがきっかけで、看護師を目指され、現在30年以上のキャリアを持つ光前さん。ストレスからメンタル不調に陥るという経験をしたことで、心理やコミュニケーションに興味を持ち、様々な講座を受講したり資格取得をされる中、出会ったのがアンガーマネジメントでした。

アンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手に付き合う為の心理トレーニングです。仕組みを知りテクニックを覚えて、それをトレーニングしていく。精神論的で「頑張らなければ!」というものは正直しんどいと感じていた光前さんには、習い事やスポーツと似ており、気負わずに日々に取り入れることができる。そして必要としている人が沢山いる。と、アンガーマネジメントを実践し、更に伝え手となるアンガーマネジメントファシリテーター™️の資格も取得し、活躍されています。

”怒り“とは、嬉しい楽しい悲しいという感情と同等で、誰にでもある自然な感情で、良いとか悪いというものではない。危機を感じたり、心や体の安心安全が保たれない時に、”怒り“という感情を使って身を守るという必要で備わっているものなのだそう。

しかし、怒りに任せた末、「言い過ぎた」「関係悪化させてしまった」と後悔したり、逆に怒れなくても後悔する。というような経験はありませんか?怒りで後悔しないことを目指していく!これがアンガーマネジメントの目的になります。

怒らなくなることではなく、怒る必要のあることと、怒る必要のないことを線引きして、上手に怒れるようになる(例えば、人を傷つけず、自分を傷つけず、物も壊さず、怒っていることを適切に表現できる)、そして怒る必要のないことは怒らない。これが実践できたら、とっても楽に過ごせそう〜と思ったあなた!是非、アンガーマネジメントを学んでみては如何でしょうか?

光前さんは昨年、ご著書【看護師のためのアンガーマネジメント 「怒り」の感情を上手にコントロールする技術】(JMP日本医療企画)を出版されました。アンガーマネジメントの基本、理論からテクニックまで分かる内容になっています。又、医療や看護現場であるような事例にあわせたテクニックを、どう使っていけば実践できるかという具体例も書かれています。今現場で悩みがある方にはすぐに取り組める内容ですし、医療現場に携わる方以外にも!人と人とが関わっていく中で起こってくる出来事、問題故、似たような場面があるかと思います。実際、看護職でない方も読まれた感想で「分かりやすい」「役に立てられる」という声が挙がっているそう。是非、お手にとってみてください!

7/7には、全国各地で、一般の方が参加できるアンガーマネジメントのイベントがあるそうです。是非、一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会のホームページをチェックしてご参加なさってみてはいかがでしょうか!

◆なでしこの素◆

光前さんのバッグには学びとワクワクと癒やしが詰まっていました♪

そしてアンガーマネジメントグッズ!!こちらはかるた!

日本アンガーマネジメント協会公認グッズで、Tangle(タングル)というもの。90度に湾曲しているパイプで構成されていて、ほどいたり、絡ませたり、ちぎったり、つけたり自由に動かす感触がクセに!イライラした時に気を逸らす効果があるとか。

講演なども積極的に行っている光前さん、プロジェクトやイベント毎のバッチをストラップにつけていらっしゃいます。物凄い数!一部だそう☆

最後にこちらは、特に大切にされているもの。素敵な革細工が施されていますが、結婚20年にご主人からプレゼントされたお財布♡からシリーズで揃えられたそう。使い込むほど味が出てくるのだそうです。

top