ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

株式会社リサ•サーナ、一般社団法人Peer Ring代表「上田のぶこさん」

こんにちは!半田あいです。

ファンケル ヨコハマなでしこ、今回は”がん”に向き合っている女性のquality of life(生活の質)を高める為の様々な事業を行っている、株式会社リサ•サーナ、そして一般社団法人Peer Ring(ピア•リング)代表の上田のぶこさんにお越しいただきました。

がんサバイバーの女性達に対し、SNSサイトやアプリを通して、同じ病気に向き合っている仲間と繋がる交流の場を提供。又、オンラインだけでなく、リアルな交流イベントの開催も行っています。更にケア商品等を扱っている企業に対しては、がんサバイバー女性のアンケートやモニターとして声をフィードバックするという事業も取り組まれています。

きっかけは自身の乳がん告知でした。3年前にがんを罹患。その辛い時期に励みとなったのが、同じ病気に向き合っている友人の存在でした。診察室ではなかなかゆっくりドクターに相談できない、日常生活の悩み等を同じ経験をしている友達と情報交換することで、元気を取り戻し、前向きになることができたのだそうです。

女性のデリケートな部分にがんという病気を抱えることで、親しい友達や家族にも、なかなか話せないという方は多いそうです。上田さんも、当時お子さんが小さく、がんで手術をするということを伝えるのには躊躇いがあったと仰っしゃいます。治療はドクターと二人三脚で進めますが、辛さを共有し励まし合える仲間がいることで、一人ではないと感じ、前向きに治療に向き合えると思えた。その経験から、がんサバイバー女性の心の拠り所になるようなプラットフォームを作りたいと決意されました。

「ピア•リング」は英語で、同じ悩みや辛さを共有する仲間peer、寄り添いサポートしあう輪ringから名付けられました。コミュニティ型のSNSで、スマホアプリやウェブサイトとして運営しています。写真付きで、日々の思いや出来事を投稿してコメント機能で仲間と交流。疑問等を仲間に投げかけることもできます。会員はもうすぐ2,000人に到達!海外でがんを告知され、闘病している女性も多数いらっしゃるそう。告知を受け絶望されていた方が、仲間と交流を深めるうち、希望に溢れる文面になっていくという姿を沢山見てきたと上田さん。更にこの輪を広げていきたいと力強く活動されていらっしゃいます。

無料のアプリは、お使いの端末からApp StoreやGoogle Playからダウンロードを。又、ウェブサイトもあります。(公開投稿は閲覧できます)

2/16(土)には東名厚木病院とのコラボイベントで、セミナーが行われます。『がんを抱えても私らしく生きるために』をテーマに、がんを2度経験されたキャリアコンサルタントの砂川未夏さんとのトークセッション。どなたでも参加できます(男性も!)がんという病気との向き合い方に興味のある方、お近くにがんを抱える方がいらっしゃる皆さまも是非、ご参加ください。

◆なでしこの素◆

上田さんが大切に持ち歩かれているもの。ピンクリボンのネックレス♡このペンダントは陶芸家の会員の方の手作りだそうです。可愛くてあたたかい。

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