こんにちは！半田あいです。

ファンケル ヨコハマなでしこ、今回はBLUE ON BLUE(ブルーオンブルー)のデザイナー、ジーリン•シュウさんにお越しいただきました。台湾系四世、元町生まれ横浜育ちのハマっ子です！

幼い頃から様々な色の組み合わせや、美しいものに惹かれていたというシュウさん。高校卒業後、カナダやイギリスの大学でアートを勉強され、帰国後は有名なクリエイターの元で働きフリーランスへ。2017年にブルーオンブルーを設立されます。

きっかけは、母校のサンモール•インターナショナル•スクール(山手)の体育館が取り壊されるという時に、床材を使って何か形にできないかと考えたことです。同じ思いの母校の先輩と共にプロジェクトに発展、会社設立となりました。

床材は桜の木で、かなり状態が良いものだったそう。取り壊し直前のギリギリのタイミングでしたが、そのほぼ全部を回収でき、家具や収納箱、写真立てなどに姿を変えて世の中へ出ていきます。

中学高校とスポーツに明け暮れた日々を送ったシュウさん。体育館には思い出が沢山あり、愛着のある床。自宅にも作品の一つであるコーヒーテーブルを置いているそうですが、とても心地良い空間だと仰っいます。ずっしりと年季が入った存在感。思い出に浸るように、時に頬をテーブルに付けてぼ〜っとされることもあるんだとか。ひんやりして気持ちいいそうですよ♪

ブルーオンブルーでは作品のコンセプト毎のプロジェクトとなっており、この体育館の床材を利用したプロジェクトは「RED83」と名付けられています。(学校のユニホームの色と、学校の番地が由来)思い出や物語のある作品を届けたい。馴染みがあるが新しい。そんな願いが込められています。

「KOBALT」は、伝統とモダンの融合をコンセプトにしたバックパックのプロジェクト。これがまた素敵なんです！外観はブラックでシンプルですが、中を開くと亀甲模様の裏地。江戸時代に流行した、粋なデザインが取り入れられています。

ブルーオンブルーについては、BLUE ON BLUEのサイトをチェックしてください！メールアドレスを登録すると最新情報が配信されますよ。

又、床材を使った商品は同じくサイトからオンラインショップで購入できます。アクメファニチャー自由が丘店で取り扱いあり、店頭で実物をご覧いただけます。

色を通じて元気に！明るく気持ちが上がる商品を生み出していきたい。

歴史と伝統あるものに、革新的な発想や遊び心のあるデザインで新たな息吹を加える。ブルーオンブルー独自のどんな作品が世に出てくるのか、今後も楽しみです。

◆なでしこの素◆

こちらは「KOBALT」開発中の新作！デザインは勿論、使用感を確かめるため、デザイナー自ら背負っています。