ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

RIS3Dデザイン代表「上島理砂さん」

今回のファンケル ヨコハマなでしこは、RIS3D(アールアイエス スリーディー)デザイン代表の上島理砂(かみじま・りさ)さんにお越しいただきました。

RIS3Dデザインでは、3Dスキャン、モデリング、企業コンサルティング、教育、製品開発を行っています。

 
噛み砕いてお話いただくと、3Dツールを使い、個人のお客様とのもの作りを。また企業とは、3Dプリンタとの組み合わせによる、新しいチャレンジのサポートをされています。いわゆる、三次元CAD(キャド)や、三次元データの技術支援ということですが、このCADというのは、製品を作るためのデータの事であり、そのデータを作る支援ということになります。

まずは製品を見ていただきましょう。
素材は何でできていると思いますか?手前の扇子は樹脂。可愛い猫ちゃんと立派なお城は石膏。鶴は金属です!硬さも様々、形も大きさもこれほど、多種多様な製品作りができるとは驚きました!
 
また、こちらはナイロン製の名刺入れですが、何と一体成形なんです!!

こういった、幾つかのパーツを組み合わせ、組み立てる必要があったものも、完成形で作ることができるというのも、3Dツールの強みなんですね。又、大きな特徴といえるのが、金型を必要としないこと、パソコンで作ったデータを元にプリンターを使用し、製品が出来上がります。微調整もつけやすく、複雑さにも挑戦できるツールだということ。

3D CADのエンジニアとしても長年活躍されてきた上島さん。その可能性を秘めた分野をもっともっと世の中へ広め、実際に大勢の方が自身で製品作りを始められるきっかけにもなりたいと仰います。
 
最近ではオリジナル製品にも力を入れていらっしゃるそうですが、その他にも障がいのある方々とともに、自助具の製作にも取り組んでいらっしゃるのです。

例えば、こういった道具。

文字を書く手のサポート用ですが、使える物を探すのではなく、その人に合った形を作ることができる。まさに、3Dデータの特徴が大いに発揮される分野だと納得できますね。
 
3Dツールがもっと私達の身近な存在になる将来に向け、上島さんの挑戦は続きます。

RIS3Dデザインでは、ワークショップも開催されています。まずは、3D製品の世界に触れてみませんか?お問い合わせや詳しい内容はRIS3DデザインのHPまで。

◆なでしこの素◆

必需品を見せていただきました!

ノギスです!精密なお仕事、そして様々な可能性を持った製品が生み出されていきます☆

 
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