ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

株式会社ビヨンドザリーフ代表取締役「楠佳英さん」

今回のファンケル ヨコハマなでしこは、オールハンドメイドのファッションブランド、株式会社ビヨンドザリーフ代表取締役の楠佳英(くすのき・かえ)さんにお越しいただきました。

ファッション誌でも目にするバッグ。おしゃれで洗練されている商品ばかりです。異素材の組み合わせや、毛糸の編み物が使われているのも1つの特徴です。


雑誌編集者兼ライターとして13年活躍されてきた楠さん。きっかけは、一人暮らしをしていた義理のお母様に元気になってもらいたいという思いでした。お母様の趣味の編み物。出来上がる度、家族にプレゼントをしてくれたそうですが、非常に高い技術でもあり、これを世に出せないかと考えます。

又お母様も、依頼を受け任されることで、目に見えてイキイキとされ、社会との繋がる意義も感じる事ができました。

現在は、口コミなどで集まった40~80代の女性50人の編み手・縫い手の方が活躍されているビヨンドザリーフ。
楠さんが掲げている事は、「何歳になっても、好きを仕事にできる社会を創りたい」ということ。お年を召しても好きなこと、得意なことでもう一度社会に参加することができれば、日本の未来は必ず明るくなると願っています。
自分の時間を活かし社会と繋がることで、”責任は喜びになる“を大切にされているのです。
 
オンライン販売で始まったビヨンドザリーフですが、今年、日吉にアトリエとショールームを兼ねた実店舗をオープンさせました。お客様に実際に商品を手に取って見ていただくことは勿論、皆さんの働きぶりを見てもらうことで、若い方の考えるきっかけになったり、オフラインでの人の繋りこそ、今の時代に必要なのではないかと、コミュニティを生み出したかったという思いも起因しています。

その価値を広げていきたいという意味も込められた、Beyond the reef(サンゴ礁の彼方)というブランド名。編み物と海のモチーフやかごにニットと、あえて季節感をなくした特徴には、”冬と夏”・”高齢者と若者”・”伝統的なおばあちゃんの編み物と最先端のファッション”という、一見正反対なものが組み合わされることで新しい価値が生まれることをあらわしています。それによって、季節を問わず好きなものを持ち続けられるというのも嬉しいですよね。
 
Beyond the reefの詳細やオンラインでのご注文はこちらから→Beyond the reefサイト。店舗は東急東横線の日吉駅から歩いて2分の場所です。

今後、日吉のアトリエのような”人と人が繋がる場“を全国に作り、地域に埋もれている産業や資源を生まれ変わらせ、高齢者や女性の雇用を生み出していきたいと楠さん。
来年は海外にも販路を広げて行かれるとのこと。おしゃれなだけでない、その網目に体温を感じるビヨンドザリーフの商品と共に、今後の可能性への期待に胸が膨らみます☆
 
◆なでしこの素◆
約1年かけて完成したというBeyond the reef渾身のラップトップケースもめちゃくちゃ素敵なんです☆レザーストラップには自分の名前を刻印してもらえます!世界に一つのケース♪

 

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