ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

歯科衛生士「武居まゆみさん」

こんにちは!半田あいです。 ファンケル ヨコハマなでしこ、今回は横浜市歯科保健医療センター障がい者歯科診療部門の歯科衛生士主任でいらっしゃる、武居まゆみさんにお越しいただきました。 まず、武居さんが現在勤務されている横浜市歯科保健医療センターは、ハンディキャップを持つ方々を対象に歯科治療、予防歯科、口腔衛生指導啓蒙する、横浜市歯科医師会が運営する唯一の歯科医療機関です。一般の歯科治療が困難な方や高齢者、恐怖症の方にも安全で安心な治療を提供されています。 多い症状としては、虫歯が放置されてしまっていたり、歯磨きの仕方が分からない方へ向けた指導も行われ、又通常の治療が難しい場合には、麻酔の力を借りて、全身麻酔や点滴からお薬を入れる治療も提供。そして、歯科衛生士として、そのアシストをするお仕事もなさっています。武居さんは、「日本障害者歯科学会」「日本歯科麻酔学会」の認定衛生士でもあるのですが、歯科衛生士も患者さんの全身管理ができるよう、そして医師の行動を先回りしたスキルが必要との事で積極的な資格取得も行っていらっしゃいます。 さて、そんな武居さんはおじい様が医師であったことから、小さい頃から漠然と医療系の資格を取りたいと思っていたそう。歯科衛生士を目指そうと思われたのは高校1年生の時、細かい作業が得意であったり、人とのお喋りも好きな性格から担任の先生に薦められた事がきっかけになります。 資格取得後、3年間は地域の歯科診療所で一般的な処置の仕方を学び、口腔外科を経て、現在の歯科診療へ。 昨年は、韓国・ソウルで開催された「アジア歯科麻酔学会」で歯科衛生士として初めての発表も行われました。 武居さんはチャレンジだったと仰っていましたが、バイタリティ溢れるご活動をされています。 夢はまだまだ広がり、歯科衛生士という制度が無い国に向けての発信や、個人的にも国際協力をしていきたいという武居さん。これからも益々のご活躍が本当に楽しみです! 又、横浜市歯科保健医療センターでは麻酔も行う特殊さもあり、見学にも来ていただき、その対応も積極的に行いたいとメッセージいただきました。
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