
桐島瑞希です!
今日のファンケル ヨコハマなでしこは、ダンウェイ株式会社代表取締役社長の高橋陽子さんでした。
ダンウェイは主に障がいのある方々が企業で働けるようになる為に、得意な分野を見つけ出し、その能力を伸ばせるよう子供から大人まできれめない教育・支援を行っています。
2011年に会社を設立して、今年で7年目になるそうですが、雇用決定率や雇用定着率が、日本トップクラスの成績なんだそうです!素晴らしいですね!
高橋さんは、中学2年生の男の子、小学4年生の女の子のお母さんでもありますが、その息子さんが自閉症であるということをきっかけに会社設立を目指しました。
元々大学卒業後は、人と触れ合う仕事がしたいとの思いで3社で総務や人事のお仕事をしていて、障がい者雇用にも携わってきたんだそう。
しかし、その途中で息子さんの障がいがわかり、最初は障害を認めることができず、自分の殻に閉じこもり、孤独を感じた時期が何年もあったんだそう。
しかし絶望を抱いているだけでは何も変わらないので、自分がチャレンジすることで息子さんをはじめとする障がいのある子供たちの道が開ける可能性があるならば、との思いで会社を設立しようと思ったそうです。
ダンウェイでは教育訓練のノウハウを、同業の方や学校現場で活用してもらうことで、障害のある方々の能力発掘を目指す為に、インテル株式会社と“ICT治具”というソフトを共同開発しました。
ICT治具とは知的障がいのある方でも使えるホームページ制作ソフトで、教育現場では、障がいのある方へ向けた教育プログラム“だんだんシリーズ”として、成長段階に合わせたコンテンツと合わせて使用することで、コミュニケーション支援ツールとして活用されているそうです。
絵合わせでログインをし、信号の色を用いて“青が進む赤は止まる”など生活の中に出てくる色の概念を取り入れているので、直感的な操作が可能で障がいがある方でも自発的に操作を進めることがでるんだそう。
数字や色は世界共通なので、ICT治具が海を渡る未来も遠くないかも!?
ICT治具が世界共通のことばになる…そんな夢のあるお話をしてくださいました^^
高橋さんに相談したいという方は、ダンウェイのHPからどうぞ!
これからも、息子さんや障がいのある子供たちの未来の為に頑張って下さい!
★おまけ
高橋さんの胸に光るのは…
「障がいを知り、共に生きる」あいサポート運動の“あいサポートバッジ”
ダンウェイのロゴマークと同じ、オレンジ色なのです^^