ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

ファンドレイジング・ラボ代表 徳永洋子さん

桐島瑞希です!

今日のファンケル ヨコハマなでしこは、ファンドレイジング・ラボ代表の徳永洋子さんでした。

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まずファンドレイジングとは、NPO法人、社会福祉法人、公益法人などのいわゆる「非営利団体」の寄付、会費、助成金などの資金調達を意味するんだそう。

ファンドレイジングラボでは、非営利団体の資金調達についてのノウハウを、研修事業や相談事業、ウェブサイトに掲載している「3分間ファンドレイジング講座」などを通じて提供しています。

「ラボ」は「ラボラトリー」の略で、実験室や研究室、研究所を意味しますが、このラボでのファンドレイジングに関する発見や、感動や挑戦や、時には疑問などの蓄積されていく知見を多くの方と共有していきたいとの思いで、名付けたんだそうです^^

資金集めは一見辛い作業にも思えますが、困っている人や世の中で起こっているまだ知られていない様な小さな問題や、実はどんどん深刻化している問題についてお伝えしていく大事な役割。そう考えてみると、資金集めの過程で自分たちの活動の仲間を増やすというとても意義のある楽しい作業なんだそうです!

元々徳永さんは長いことNPOで働いてきて、どんなに良い活動をしていても、自分たちの組織が多くの人の共感を得て、寄付や会費といった善意の資金を得ながら経済的に自立していないと、ダメだということを実感したんだそう。

そして日本ファンドレイジング協会の立ち上げに関わり、事務局長を務めた後に、個人としてよりフットワーク軽くファンドレイジングの大切さや楽しさを伝えていこうと、ファンドレイジングラボを立ち上げました。

3月に時事通信から出版された「非営利団体の資金調達ハンドブック」には、NPOが資金調達する上で欠かせない基本的な資金調達の知識とノウハウがまとめられています。

Webサイトについてや、寄付を集める為に出す手紙の書き方、イベントの開催にはどんな段取りが必要か、助成金の申請書の書き方など、すぐに現場で活用できる内容が詰まっていて、雛形やチェックシートなどを沢山盛り込んだ入門書になっています^^

そんな徳永さんに、ファンドレイジングについて相談したい、セミナーを開催して欲しいという方は、ファンドレイジングラボのHPからどうぞ!

★おまけ

こちらが非営利団体の資金調達ハンドブック!

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アメリカには、本屋さんの本棚ひとつ分位はファンドレイジングの解説書が売られているんだとか!

日本には、そういった本がほとんどないので、書いてみようと思ったそうです^^

1団体に1冊!非営利団体の資金集めバイブルです!

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