ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

NPO法人エンパワメントかながわ理事長 阿部真紀さん

桐島瑞希です!

今日のファンケル ヨコハマなでしこは、NPO法人エンパワメントかながわ理事長の阿部真紀さんでした。

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香港やアメリカなど海外生活も経験している阿部さん。

とてもファッショナブルで、着ていらしたコートがとっても素敵だったのに、お見せできなくて残念です(笑)

NPO法人エンパワメントかながわは、いじめや虐待など子供たちのまわりの暴力をなくすために活動をしています。

「暴力はだめだよ!」と教えるのではなく、「一人一人が大切だよ」というメッセージを伝えるべく、学校に出向き子供達と一緒にワークショップを行っています。

神奈川県の端から端まで、年間約500回ものワークショップを行っているそうですが、「暴力を受けても良い人間なんて、一人もいない」ということを、全ての子供たちに知って欲しいのでまだまだ!とおっしゃっていました^^

阿部さんがエンパワメントかながわを立ち上げたきっかけは、CAPスペシャリストの資格を取ってから。

CAPとは、Child Assault Prevention(子供への暴力防止)の頭文字。

CAPスペシャリストの仲間16人と一緒に、それぞれの対象にあった暴力防止プログラムを作っていきたいね、という話になり、12年半前の2004年に設立をしたそうです。

小学校で行うワークショップでは、二時限を使って3人のスタッフが劇を通して子供たちに「安心して、自信を持って、自由に生きて良いんだよ」という事を伝えます。

例えば、学校帰りに友達にカバン持たされた。これから毎日持って欲しいと言われた。そんな時みんなはどうする?と身近な例から、子供たちに問いかけます。

劇中は、子供たちは目をキラキラ輝かせながら、手を挙げて発言してくれたりするそうです。

ワークショップの後は、個別に話ができる時間を設けるそうですが、「僕、友達をいじめてたんだけど、やめたい。どうすれば良い?」などと相談にくるそう。

自分が大事な人なんだと気づいたら、他の友達も傷つけたくないと気づく。

こういう子供達自身の気づきが、いじめなどの根本解決に繋がるんですね!

お話を伺ってとても勉強になりました。

現在エンパワメントかながわでは、1万人の子供にCAPを届けるキャンペーンを実施中です!

寄付とボランティアであなたの学校でも無料でワークショップが行えます!

ウチの学校にも来て欲しい!という方は、エンパワメントかながわのHPからお問い合わせをどうぞ♪

(寄付やボランティアも随時募集しています!こちらもHPからお問い合わせ下さい。)

★おまけ

20161025_092458スプリンググリーンリボン!(スプリンググリーン=萌黄色)

デートDV(恋人間の暴力)防止の啓発の為に、「あなたもわたしも大切な人」というメッセージを込めてリボン型バッジを5,6年前に制作したそう。

HPから購入でき、売上はデートDV電話相談の開設・運営のために役立てているそうです^^

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