
桐島瑞希です!
今日のファンケル ヨコハマなでしこは、日本画家の守屋絵麻さんでした。
モデルさんの様なルックスで、ふんわりした雰囲気がとってもキュートな女性でした^^
守屋さんは、小さな頃から絵を描く事が大好きで、色で遊んでみたり、お父さんによく連れて行ってもらっていた野毛山動物園でも、動物の絵を描いたりしていたそうです。
動物好きという事もあり、獣医さんを目指していた時期もあったんですって!
守屋さんの絵は、動物をモチーフにした作品が多いのですが、ただ動物が好きだからという理由だけではなく、それは一枚の絵から物語を感じ取って欲しいからなんだとか。
おっしゃる通り、守屋さんの描く動物達は皆、なんともいえない表情をしています。
見る人の感性で、一枚の絵から色んなストーリーが広がっていきそうな、そんな作品です。
小さな頃から絵一筋かと思いきや、なんとモダンバレエを習っていたそう!
11歳からはフラメンコを始め、高校の部活ではヒップホップ!というように、ダンスはオールジャンルいけるそうですが、ご本人のイメージと全然違うので、本当にビックリ!
現在の日本画家という肩書きも今の守屋さんのイメージとは、これまた違うのですが…ギャップだらけで、そこがまた本当に魅力的な女性なのです^^
日本画は油絵と違って、染料が垂れてしまうので床の上に座って描くそう。
スタジオにも作品をお持ちいただいたのですが、色がとっても素敵なんです!!
日本画って、墨汁の薄いやつでサラサラ描いた物の事かと思っていましたが(笑)、大間違い!
まるで、女性のアイシャドウ様な、繊細な輝きとなんともいえない質感。
これは、岩絵具という伝統的な染料で、岩や貝が原料になっている天然のもの。
天然にこんなに美しい色が存在しているのかと思うと…うっとりしてしまいます^^
お札の様な水に強い和紙に描くそうで、和紙は和紙でも習字の半紙とは全くの別物です(笑)
去年の今頃は、なんとイタリアのヴェネチアで個展を開いていたそう!
イタリアの皆さんも、「何を使って描いているの!?」と興味津々。
質問攻めにあったそうですよ~
そして、ドイツ、スイス、リトアニアの方にお買い上げいただいたそうで、守屋さんの絵はヴェネチアから世界中へと旅立ってゆきました…それぞれの国で、日本画の美しさを楽しんでくれているといいなぁ~
まだ弱冠24歳の守屋さんですが、これからももっともっと日本画の素晴らしさを世界に発信していきたいとおっしゃっていました。
狙う拠点はなんと、チェコ!!
チェコアニメが昔から好きで、旅行に訪れたこともあるそう!
チェコは絵本発祥の地なんだそうですよ~
いつかは横浜から羽ばたいて、チェコを拠点に活躍する日がくるんだろうなぁ~
今からとっても楽しみです!
★おまけ
まるで外国の絵本の1ページのような世界観。
和紙に岩絵具で描いた日本画です!
こちらが使っている岩絵具。
近くで見ると、本当にアイシャドウみたい^^
なんと、関内で購入できるそうです!
手前は筆が連なっている連筆というもの。
奥は、お習字で使うような小筆。
毛の素材は、豚やたぬき、うさぎ、馬など、様々な物があるそうですよ~!