
桐島瑞希です!
今日のファンケル ヨコハマなでしこは、横浜の老舗料亭 田中家の五代目女将、平塚あけみさんでした。
さすが女将!お着物がとてもお似合いです^^
女将の弾く三味線でお客様をお出迎えすることもあるそうですよ~!
外国のお客様に、特に喜ばれそうですね!
田中家は150年以上続く老舗料亭。
安藤広重の東海道五十三次の神奈川宿に描かれている旅籠「さくらや」が田中家の前身で、現在も同じ場所にあるというから驚き!
※田中家さんのHPより
海があります!ここが横浜駅西口から徒歩7分、神奈川区台町!?と目を疑ってしまいます(笑)
あの辺りは、随分と埋め立てられたんですね~
昔は、神奈川宿におよそ1300軒も料亭があったそうです!それが今や田中家さん1軒のみ。
田中家は、坂本龍馬の妻・おりょうさんが仲居さんとして働いていたことでも有名なんですよ!おりょうさんが横浜にいたなんてびっくりです!!
平塚さんは、まさにこの田中家で生まれ、幼いながらに忙しく働きまわるお母様を見て、「女将にはなりたくない!」と思っていたそうです(笑)
そしてなんと、結婚後はご主人が海外赴任の為、海外で暮らしていたそうです!
言葉も文化も全く違う中で、出産や子育て…とても大変だったと思います。
ずっと専業主婦をしていた平塚さんでしたが、お兄様が亡くなられたとの事で、当時住んでいたクアラルンプールから帰国。平塚さんが45歳の時です。
女将経験もなく、すっかりお店から離れてしまった為勝手もわからず…ご両親の為にも1年だけお店を手伝おう!と決心して女将になったそうです。
廃業寸前だった田中家でしたが、歴史をひも解いていく中で改めて当時の事や先祖の思いを知り、再建しようと奮起!気づけばもう女将として23年目。
平塚さんのお陰で、貴重な歴史的財産でもある田中家は存続することができました。
現在では、長男のお嫁さんである六代目女将もお店を手伝ってくれているそうです^^
これからの季節は、クエ鍋やうなぎ鍋がお勧めなんだそうですよ~!
老舗料亭でいただく贅沢なお鍋!たまりませんね^^
ご予約は、電話045-311-2621、もしくはHP(http://www.tanakaya1863.co.jp/)からどうぞ!
★おまけ
貴重なお写真を見せていただきました!
家族写真^^
ご両親の真ん中にいらっしゃるのが、平塚さんでお隣はお兄さん。
日本髪を結ってらっしゃるお母様と、ビシっとタキシードのお父様。
絵に描いた様な素敵なご家族ですが、とにかくお店が忙しくて家族団らんの記憶はほとんどないそうです。
ちょっと切ない思い出ですね。
田中家さんには古いお写真が沢山地下壕に残されていて、お食事と合わせて歴史のお話も楽しむ事ができます。
美味しいお食事をいただきながら、私たちの知らない横浜を再発見しましょう^^