
桐島瑞希です!
今日のファンケル ヨコハマなでしこは、キュア・エッセンス代表取締役の宿原寿美子さんでした。
とってもスタイリッシュでお洒落な宿原さん♪足元は迷彩のブーティー!カッコいい大人の女性です^^
宿原さんは、亡くなった方を綺麗にする、最後のお顔を整えるメイクを施すお仕事をされています。
元々、創業100年を超える葬祭業を営む家庭に生まれ育った宿原さん。学校卒業後は、家業とは全く別の分野、なんとアパレル関係のお仕事に携わっていたんだとか!びっくりですが、抜群のファッションセンスに納得です^^
しかし、別の業界で仕事をしてみたからこそ、実家の仕事が気になるようになり…葬祭の専門学校、日本ヒューマンセレモニー専門学校へ社会人入学。その後は、実家ではなく別の葬儀社に勤務、多くの経験を積み、現在では母校で講師業もされています。
独立をしたきっかけは、もっと多くの葬儀社の方に死化粧の大切さを広げていきたいとの思いから。
宿原さんは、お仕事を通して、最後のお顔が残された遺族にどれだけの影響を与えるかを目の当たりにしてきたそうです。亡くなった方は時間の経過とともに変化し、生前の姿から随分と変わってしまう事があり、以前は一般の化粧品を使って厚塗りをして隠すしか術がなかったそうですが、現在では専門の化粧品があって、より自然な状態に見せるメイクをする事ができるそうです!
しかし、美しく仕上げる事だけが目的ではなく、家族がどういったお顔を望むのか、という事がとても重要なんだそう。メイクで綺麗に整えても、家族が思っているお顔と違っては本末転倒です!とおっしゃっていました。
また、宿原さんは事故などで亡くなりお顔の一部を失ってしまった方のお顔を復元する技術を学ぶべく、渡米。アメリカでは、国土も広く、発見された白骨化した遺体から、行方不明者を割り出すという事例も多く、頭蓋骨からお顔を復元するという技術がとても優れているそうです!私も、CSIという海外ドラマでその様子を見た事があります!(実際、宿原さんがテキサスで師事した先生は、CSIの監修も行っていたとの事!)現在宿原さんは、アメリカで学んだ技術を活かし、亡くなった方の最後のお顔を整え、遺族の方の心の痛みを少しでも和らげる事が出来たら、と日本各地を奔走されています。
また今年の3月から横浜市港北区綱島にある葬祭ホールの責任者も兼務。今後はホールを、葬儀の時だけではなく、地域のコミュニティスペースにしていきたいとおっしゃっていました。
そして最後に、これからも女性がイキイキと働ける現場であるように…今後の環境作りや人材育成の分野にも積極的に取り組んでいきたいと熱い想いを語って下さいました!!
宿原さんカッコいいです!!これからも同じ女性として応援しています!!
そして貴重なお話、ありがとうございました^^
HP→http://www.cure-essence.com/
★おまけ
こちらが専門のお化粧品!
シンプルなパッケージ!中はワックスの様な素材でした。
このニュアンスカラーで自然なお肌を表現していきます。
テキサスでは…
死者を敬う風習から頭蓋骨を大切にしているそう!
頭蓋骨もこのように可愛いネックレスに(笑)
良くみると繊細な彫刻が施されていて、とってもキュートな頭蓋骨(笑)
小さなチャームはテキサス州の形!真ん中にハートがくりぬかれています…どこまでも遊びゴゴロ満載♪