
桐島瑞希です!
今日のファンケル ヨコハマなでしこは、スローレーベル ディレクターの栗栖良依さんでした。
栗栖さんが手がけているスローレーベルとは、障害のある方とアーティスト、企業や職人の方を繋げて新しい物作りに挑戦するプロジェクト。
障害のある方の手でひとつひとつ色や形を変えながら作られる商品はまさに次世代型のコンパクトな物づくり。
すべてが一点モノのという事で、手にとる私たちにも商品の個性や作り手の温もりを感じる事ができます。
さて、そんな栗栖さんの夢はずばり、「オリンピックの開会式を手掛ける事」
高校生の時からダンスや舞台作品を作っていた栗栖さん。
卒業を控え進路を考えた時に、胸を熱くしたのはリレハンメルオリンピックも開会式の光景…いつか必ず私もオリンピックの開会式を演出するんだ!そう明確に目標を掲げたそうです。
目標への近道はなく、自分の出来る事から一つずつ経験を積み上げ、とにかく突っ走ってきたそんな矢先…病気を患う事に。
明日の為に苦しみながら生きるのはやめよう…夢への情熱がしぼんでしまったそうです。
一度は諦めていた夢ですが、去る2012年のロンドンオリンピック・パラリンピック。
自らが障害を持つようになり、改めてパラリンピックの開会式を見たところ、再び夢への情熱がむくむくと湧き上がってきたそう!
目指すは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック!
現在の夢は、「パラリンピックの開会式を手掛ける事」に上書きされ、その為に様々なプロジェクトを進行中です!!
8月1日からヨコハマトリエンナーレ2014と同時に開催される「パラトリエンナーレ2014」が控えています。
パラトリエンナーレの「パラ」は、パラリンピックの「パラ」
国際アート展という点ではトリエンナーレと変わりませんが、パラトリエンナーレでは障害のある方の持つ超人的な能力と様々な分野のプロフェッショナルにより今まで見た事のないものを表現するとのこと。
今年は初の試みという事でキックオフの年。横浜から日本中へ、横浜から世界中へ発信していきます!
3年後、6年後へ向けて…そう、6年後はまさに東京オリンピック・パラリンピックの年!
栗栖さんの夢の実現がどう形になるのか…可能性は無限大です!!
その為には主役となるパフォーマーの方、そして指導者の育成や、とにかく多くの人材が必要です!
この機会を是非、みなさんの夢を叶えるチャンスにして下さい^^
興味のある方は是非お問い合わせを!
お問い合わせはスローレーベルのHPから→http://www.slowlabel.info/
★おまけ
栗栖さんの巻いているストールはスローレーベルの商品。
ストールなんですが、こんな使い方も…
これからの季節には嬉しい、フードにもなっちゃいます^^
伝統的な捺染でプリントされたドット柄。
ひとつひとつ不揃いな水玉がまた愛らしく、プリントの優しい風合いも涼しげですね^^
スローレーベルの商品は、象の鼻テラスなどで見る事が出来ます^^