桐島瑞希です!
今日のファンケル ヨコハマなでしこは、クロスターアルバイテン研究作家の貝道信子さんでした。
※スタジオには娘さんも一緒に来て下さいましたよ^^
クロスターアルバイテン…皆さんご存知ですか??
実は私も初めて耳にしました^^;
クロスターは修道院、アルバイテンは手仕事という意味のドイツ語。
16世紀ローマカトリックの修道院で始まったと言われていて、聖遺物を装飾した作品の事なんだそうです。
作品は額の中に収められていて、遠くから見るとまるで絵画の様。
近くで見てみると、金銀の細いワイヤーで立体的に装飾が施され、ビーズや天然石が輝いています。
眺めていると思わず吸い込まれてしまいそうな、なんとも言えない世界観です。
そんなクロスターアルバイテンと貝道さんとの出会いはおよそ20年前ほど前。
とある本で作品を見かけた事をきっかけに、その魅力の虜に。
外国から本を取り寄せて、その作品を制作した先生になんと直接手紙を書いて送ったんだそう!
すると…是非いらっしゃい!とお返事が!
そして、先生のいるオーストリアまで娘さんと会いに行ったそうです。(娘さんは通訳として活躍してくれるそうです^^)
本物の作品を目にした時は、もうただただ感動…そして異国の地から訪ねてきた貝道さん親子を、先生達が温かく迎えて下さってその優しさにまたまた感動!
その後も年に1,2度は先生には会いに渡欧しているそうです^^
今年に入ってからは、クロアチアの首都ザグレブでチャリティに参加し、作品を10点ほど出品。
その売り上げを癌小児病院に寄付したそうです。
そして、世界遺産であるエウフラシウス聖堂にも作品を寄贈!
日本の作家が世界遺産にもなっている聖堂に作品を寄贈できるなんて…本当に誇らしいです!
そんな貝道さんにクロスターアルバイテンを教えてもらいたいという方!
貝道さんのHPで詳細を確認してくださいね~^^
HP:http://www010.upp.so-net.ne.jp/kloster/
来年の5月6月あたりには、横浜で個展を計画しているそうですよ!そちらも楽しみですね^^
★おまけ
お待たせいたしました^^
こちらが、貝道さんの作品です!
きらびやかではありますが、優しい雰囲気。
シックな額縁の中に、繊細なバランスで装飾が施されています。
材料なども日本ではなかなか手に入らないらしく、渡欧した際にまとめて買ってくるんだそうですよ!