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Shanti Time「菜の花について」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

今回は、独特のほろ苦さとやわらかい食感、春を告げる菜の花についてのお話です。



菜の花はアブラナ属アブラナ科の植物の総称で、 食用、採油用、観賞用など、いろいろな用途のものが含まれます。
菜の花と総称されるもののうちから、食用にするものを「菜花・なばな」と呼びます。  

菜花の旬は2~3月で、食用のものは花のつぼみと若葉、茎を味わうため、 地域によって早ければ11月末頃から味わうことができます。
全国各地で生産されていますが、主に千葉県と徳島県、香川県で栽培されています。  
今が旬の菜花は鮮やかな緑色をしており、みずみずしくやわらかくほのかな苦みがあるのが特徴です。
旬を過ぎると徐々に苦味は強くなっていきますが、 茹でるときに塩と重曹を入れと、苦みといっしょに、えぐみも取ることができます。
また、花が咲くとえぐみが出てくるので、購入するときは、黄色い花が咲いていないつぼみの状態のものを選び、あまり日持ちしないので、できるだけ早くいただきましょう。
春野菜の中でもビタミン、ミネラル類を豊富に含み、特にビタミンCの含有量は 野菜の中でもトップクラスで、ほうれん草の約3倍含まれています。
抵抗力を高め、季節の変わり目にひきやすい春風邪の予防に効果を発揮します。
また、貧血予防やコラーゲンの育成を促進するなどの美白効果もあります。
これらの栄養素は、油と一緒にとることで吸収率が上がります。(炒めたり、天ぷらなど)
菜花には水溶性ビタミンを多く含むため、ゆで過ぎたり、水にさらしすぎると、ビタミンが流れ出てしまうので注意が必要です。

聡子先生のお家では、おひたしや、味噌汁に入れて栄養素を余すことなく使っているんだとか。
パスタやグラタンなどに入れるのも美味しいそうですよ。
調理のバリエーションは様々で色んな料理が楽しめます。

暦は春でもまだまだ寒い日が続きます。菜花を食べて食卓から素敵な春を迎えましょう!

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

来週のShanti Timeもお楽しみに♪

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