ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

乾燥が続く季節。
みなさんは、お風呂あがりに乾燥対策で、全身にケアをされていますでしょうか。 
聡子先生は乾燥肌のため、20年以上色んなオイルを使っているそう。
お肌だけではなく、髪の乾燥予防にも使えるので、毎日のケアには欠かせないんだとか。
そこで今回は肌のお手入れや乾燥対策にも役立つ植物油オイル、キャリアオイルについてのお話です。



まずキャリアオイルとは・・・
植物から抽出された植物油のことで、肌に優しい不飽和脂肪酸が多く含まれています。
キャリアオイル単体でマッサージや肌のお手入れに使用したり、エッセンシャルオイル(精油)の原液をキャリアオイルで薄めて使用します。
肌に馴染んで全身にエッセンシャルオイルを運ぶ(Carry)ことから、キャリアオイルという名前になったと言われています。  
とても沢山の種類があり、種類によってもさまざまな効果があります。
ここでは、手に入りやすくてお勧めのオイルをご紹介します。  

・スイートアーモンドオイル
ほのかに香ばしいアーモンドの香りがしますが、クセがなく数あるキャリアオイルの中でも最もマイルドで、
ベビーマッサージに使うオイルとして最も適しているといわれています。
オレイン酸、ビタミンなどが豊富に含まれ、浸透力や保湿力があるので、乾燥肌には特に適しています。  

・ホホバオイル
ホホバは砂漠でも育ち、とても熱に強い植物です。
その為、ホホバオイルは酸化せず品質が安定しているので、数年間の保存が可能だと言われています。
無臭で皮脂バランス調整作用があり、脂性（オイリー）肌には皮脂を抑制し、反対に乾燥肌には皮脂分泌を促進します。
また、低刺激なためどんな肌質にも使える万能なオイルと言われています。
また、紫外線による傷みから髪を守り、適度な保湿と油分によって、髪を健康な状態保つことができます。  

・マカダミアナッツオイル
マカダミアの木は7～10年毎にしか実をつけず、世界でもっとも高価なナッツと言われています。
その実の種子から抽出された希少なオイルがマカダミアナッツオイルです。
皮膚への浸透力も高く、吸収が早いことからバニシング・オイル（消えて見えなくなるオイル）と言われ、
特に乾燥肌への保湿に素早く効果を発揮するオイルです。  

他にも、オリーブオイル、椿油、アルガンオイル、またキャリアオイルにお好きな精油を入れれば、エッセンシャルオイルとして使えます。 
使う時のポイントは、入浴後に体の水分をふき取って直ぐにつけること。
肌が温まっている状態でオイルを塗ると、浸透力はより一層アップします。
その後、着る服に着くため塗った部分はタオルで優しく拭きます。
髪の乾燥にはドライヤー前に、毛先に少量つけて使用します。  
キャリアオイルは全身に使えるので、ご自身の肌質に合わせて日ごろのケアに是非使ってみてくださいね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています！
メールはluck＠fmyokohama.jpまで。

来週のShanti Timeもお楽しみに♪