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Shanti Time「雪の下のお野菜について」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

7日から日本列島に強い寒気が流れ込み、一段と冷え込みましたよね。
雪の多い地方では昔から、雪の下に野菜を保存するという、
寒い地方ならではの野菜の 貯蔵方法をご存知でしょうか?
そこで今回は、雪の下のお野菜についてのお話です。



みなさんは、雪の下にんじん、越冬野菜などを聞いたこと、食べたことはありますでしょうか?
地域によって雪下野菜、雪中野菜、越冬野菜などと呼び方は様々で、
晩秋の季節に収獲された野菜を雪の中に保存し、厳しい冬を乗りきる保存食としたのが始まりだと言われています。
大根、キャベツ、人参、ゴボウ、ジャガイモ、ほうれん草などが貯蔵に向いているお野菜で、
外が氷点下になっても、雪の中は一定の温度を保ち、雪がほどよく解けて水分が保たれるので、みずみずしさが増します。
また、凍らないように体内に糖分を蓄えるので、通常の野菜より糖度が増し甘みが出ます。
にんじんは更に青臭さがなくなり、食べやすくなるので、 にんじんが苦手なお子様にもお勧めです。

地域によって収穫時期は様々ですが、夏や秋の収穫時と違い、 通常の収穫機械が使用できないので、
収穫はすべて人力頼りのところが多く、しかも重い雪を取除きながらの作業は困難を極めます。
つまり手間も時間もかけられたお野菜なんです。
数も限られているので、直売所やネット販売で手に入れることができます。
冬から春にかけて味わえる、甘みの増した越冬野菜を是非食べ比べてみてくださいね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

来週のShanti Timeもお楽しみに♪

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