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Shanti Time「塩の種類」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

今日のラキミは「塩」にフォーカス。
ということで今回のShanti Timeは、「塩の種類」についてお話します。



一口に塩といっても、世界中には様々な種類がありますよね。
大きく「精製塩」と「自然塩(天然塩)」とに分けられ、精製塩は食卓塩または食塩として売られている塩で、これらは加工され大量に作ることが出来ます。
「自然塩(天然塩)」は精製されていないので、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルなどが豊富に含まれ、旨みやコク、甘みをより感じやすいとされています。

さて、そんな「自然塩」は、種類が豊富にあります。

海水塩
日本で生産されている塩は、ほとんどがこの海水塩です。塩分の強さ、あと味、旨みなどは産地や製法によって異なりますが、
ミネラルが豊富でまろやかな味わいのものが多いので、食材本来の持ち味をじんわりと引き出すのに適しています。

岩塩
昔、海だった場所が隆起するなどして、海水が閉じ込められ何らかの形で結晶化したものがこの岩塩です。塩気がきつめで、また地中からのミネラルや有機物が入り込むため、 色もさまざまなものがあります。
食用以外にもバスソルトとして使われたり、ランプなどの小物として楽しむことも出来ます。
ただ岩塩ランプは湿度が高く気温が高い日本の夏では溶けることがあるので、使うときは注意が必要です。

聡子先生おすすめのヒマラヤ岩塩専門店=https://www.ganen.co.jp/

塩湖
イスラエルの死海やボリビアのウユニ湖など、かつて海だった場所の水が蒸発し、塩分濃度が高くなった所で製造されている塩です。
やわらかな苦みと甘みがあり、 いろいろなお料理に合わせやすい塩です。

このように世界中にある塩は自律神経のバランスを整える、冷え性、新陳代謝の活性化、気力・体力の復活し体内のミネラルバランスを整えてくれます。
また、体を温める作用があるので、1日の中で塩分をしっかりと摂るなら朝が1番良いです。
逆に夜は活動量が減るので塩分の摂取を控えると良いです。
但し、夏場などの寝ている時に汗を多くかく場合は、寝る前にも摂取しておくとよいそうですよ。


みなさんは、お料理をするとき、お塩を使い分けたりしていますか?
沢山あるので選ぶのに困りますよね。
料理に使う時、さまざまな大きさ・質感があるので料理に合わせて使い分けるとよいです。

粒子が細かいほど素材になじむのが早く、粒が大きいものほど存在感を発揮してパンチのある味わいになります。
また、均等に塩が振りやすいパラパラの「ドライタイプ」や食材になじみやすい「ウェットタイプ」もあります。
手軽に使えて便利なのが、はじめから風味のついているお塩です。
海水に海藻の成分を混ぜて作られる「藻塩」は塩分濃度が低くまろやかで舌触りがいいのが特徴です。
他にハーブやスパイスが調合され色んな料理に使えるクレイジーソルトもお勧めです。

お料理以外にも、聡子先生は、生徒さんからいただいた京都の貴船神社の『御神塩(ごしんえん)』をお風呂の中に入れて清めたそうです。
蚊に刺された時にも効くので、痒み止めがない場合や小さなお子様にも安心して使えます。
お塩の種類はどんなものでもよいとのこと。

【やり方】
刺された場所に塩をひとつまみほどのせ、ゴシゴシ擦ります。
あとは洗い流さずに、軽くはたき落とすだけで痒みが消えます。
これは塩の脱水作用により細胞内の水分、痒みの原因である蚊の唾液を吸い取ってくれるからです。
簡単なので、是非試してみてくださいね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

次回のShanti Timeもお楽しみに♪

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