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Shanti Time「手作りマスタード」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

さて、みなさんは普段マスタードを使いますか?
冷蔵庫の中に常備しているご家庭も多いかと思います。
サンドウィッチやソーセージなど、様々な場面で活躍するマスタードには様々な種類があり、
意外に健康効果が高い優れものだということをご存知でしょうか?

マスタードとは?
日本では洋からしとも呼ばれています。(おでんなどに使われる和からしではない)
主にアブラナ科のからし菜と呼ばれている植物の種子を使ってお酢や砂糖、ワインなどを加えて作られている調味料です。
国や地域によって様々な生産方法、種類があり、マスタードに使われるからし菜の種子は「マスタードシード」と呼ばれ、
南インド料理などに欠かせないスパイスとしても使われています。

マスタードシードには主に3種類あり
①イエローマスタードシード
他のものに比べて粒が大きく淡い色、マイルドな味わいになります。
②ブラウンマスタードシード
豊かな香りと強すぎない辛さが特徴でイエローマスタードと一緒に混ぜて粒マスタードを作る時によく使われます。
③ブラックマスタードシード
色も濃く辛み成分が強く外皮を剥いて使われることもあります。

代表的なマスタードの種類は
①粒マスタード
種子がそのまま入ったマスタードで、お酢と塩などを加え混ぜ合わせて作られています。
②イエローマスタード
ホットドックやアメリカンドックなどに使われることが多く、ターメリックで着色され、まろやかな優しい辛さが特徴です。
③ディジョンマスタード
ディジョンとはフランスの地域名でフルーティーな酸味と品のある辛さが特徴で、フランス料理には欠かせない調味料の1つです。
④ハニーマスタード
蜂蜜を加えて作られたマスタードで、砂糖を加えたものよりもマイルドで優しい甘さが特徴です。韓国のものが有名です。

マスタードは栄養価も高くビタミンAやビタミンB群、カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、セレンなどのミネラルが多く含まれています。
代謝を促進する、食欲促進や消化を助ける、抗酸化作用、ワサビや大根にも含まれる成分が入っているので、殺菌力や、食中毒などを予防する効果もあります。

今回は粒マスタードをスタジオで手作りしてみました!


材料
・イエローマスタードシード 30g
・ブラウンマスタードシード 30g
・白ワインビネガー     100ml
・塩            小さじ3分の1
・砂糖           小さじ2分の1

作り方
消毒した瓶に材料をすべてを入れて混ぜ合わせます。
マスタードシードが膨れてくるので、材料を入れて半分ぐらい余裕がある瓶の大きさがお勧めです。



時々かき混ぜながら、表面が乾きそうな場合は白ワインビネガーを少しずつ足し、常温で3~5日ほど置いたら出来上がりです。
出来上がったら冷蔵で保存し2~3週間ほどで使い切るようにしましょう。
ミキサーにかけると粗挽きマスタードに仕上がります。



混ぜ合わせるとこんな感じ!
これがマスタードになるとは不思議ですね..
試食は来週に♪

手作りマスタード。添加物も入っていないため、身体にも優しく、
プチッと弾けるマスタードが楽しめちゃいます♪
ぜひご家庭で作ってみてくださいね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

次回のShanti Timeもお楽しみに♪

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