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Shanti Time「枝豆について」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

梅雨入りしたものの、最近気温上がって、急に夏日が続いたりしていましたね。
気温の急な上昇に、体がついていくのがやっと。
ひとくちに夏バテと言っても、その症状は人によってばらつきがあります。
そもそも夏バテとはどのような症状を指すのかと言うと、 夏バテは、体に「疲れ」と「だるさ」を感じそれにともない「集中力が低下」することが主な症状とされています。
また、夏場に冷たいものを口にしすぎることで起こる、「胃もたれ」や「食欲不振」も 夏バテの症状です。
このような症状が現れるのは、夏の暑さが原因です。
そこで今回は夏バテ予防に是非食べたい「枝豆」についてお話します。


枝豆は大豆を若いうちに収穫したもので、大豆にはないビタミン C を含んでいます。
美白効果があるβーカロテン、夏バテ予防に効果的なビタミン B1 も含んでおり、肝臓への働きを軽くする働きがあります。
また、大豆と同じくコレステロールを下げるサポニンも含まれているので、動脈硬化の 予防にもなります。
他にたんぱく質、葉酸、食物繊維、鉄分なども豊富に含まれています。

これらの栄養素をしっかり摂るためには、生から茹でた方がよいのか? 冷凍食品でもいいのか?ですが・・・・
実は枝豆は保存方法によって栄養分はとても変わりやすいものです。
近年では、収穫されてからすぐに業務用冷凍庫で冷凍された枝豆のほうが栄養価が高いこ とがわかってきたそうです。スーパーでもよく見かけますよね。
勿論、生から茹でるのも美味しいですが鮮度が大切ですので早く使うことをお勧めします。
美味しい茹で方は、まずさやの両端を切り落とし多めの塩でもみ、余分なうぶ毛をとると同時に塩味をしみこみやすくします。
たっぷりの熱湯で、塩がついたまま 3~5 分程ゆでた後、ざるに上げて水分を飛ばしたらできあがり。
ビタミン C を無駄なく摂りたい場合は、蒸し焼きや焼き枝豆にするのもおすすめです。

【焼き枝豆の作り方】
茹でるときに塩をまぶす所まで同じで、フライパンに油(ひかなくても大丈夫です。)をひき、枝豆を重ならないように並べて火にかけます。
両面に焼き目が付き、さやが少し開いて豆が見えている状態になったら完成です。
焼くことで水分が抜けて豆が少し痩せるので、気になる人は焼き上がりに水を大さじ 1 ほ ど加えるとよいです。

おすすめレシピ
【枝豆と豆腐のディップ】 
2 人分

・材料
冷凍枝豆 85g(さやから出した量)
豆腐 100g
オリーブオイル大さじ 2 分の 1
しょうゆ大さじ 2 分の 1

・作り方
冷凍枝豆は解凍して、さやから豆を出して、薄皮も剥きます。豆腐は水切りします。
すべてをフードプロセッサーに入れて撹拌します。
クラッカーやスティック野菜などに付けていただきます。

これから暑さが本格化してくる時期です。火を使った料理はなるべく避けたいですよね。
時短にもなる冷凍枝豆をうまく活用して、夏バテ予防に繋げていきたいですね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

次回のShanti Timeもお楽しみに♪

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