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Shanti Time「梅雨時期の不調の原因と、その予防について」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

ゴールデンウィークが終わってから、夏のような気候だったり、いきなり曇って寒い日があったりと、はしり梅雨のような気候ですね。
梅雨は日々の寒暖差や気圧変動が大きい季節です。
この季節になると「やる気がでない」「頭痛がする」「日中眠くなる」などいった経験はないでしょうか?
このような症状は、自律神経の乱れによって引き起こされています。
そこで今回は、梅雨の不調の原因とその予防についてお伝えします。



自律神経とは、交感神経と副交感神経と2つの神経がバランスをとりながら、私たちの身体の働きを調節してくれています。
交感神経は日中、活動している時や緊張している時、ストレスを感じている時に働きます。心身を活発にする神経です。
副交感神経は夜、眠っている時やリラックスしている時に働きます。 心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経です。

梅雨の不調の原因と言われているのがいくつかあります。
まずは激しい寒暖差です。 寒暖差に対応するため、交感神経が活発に働きます。
その為沢山のエネルギーが消耗され、疲れやだるさを感じやすくなります。
また、めまぐるしい気圧の変化もあげられます。
低気圧と高気圧の入れ替わりが頻繁に起こるため、自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。
低気圧の影響で血液中の酸素濃度が下がり、日中の眠気や体のだるさを感じやすくなります。

その他に、冬に比べて日照時間が長くなるため、朝早く目が覚めたり、夜更かしをすることが増え、生活リズムが崩れやすくなったり、
卒業や進学、就職や転勤など、自分自身や家族の身のまわりの生活が大きく変化する時期で、
生活環境が変化したりして、自律神経のバランスが乱れやすくなると言われています。
今は、コロナウィルスの影響で、緊張感やストレスを感じたりすることもあるかもしれませんね。

予防するには
1. 食事はバランスよく摂りましょう。
食事をとると、消化の為に副交感神経が活発に働き、体はリラックスモードになります。
抜くと交感神経が働いたままになり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
偏った食事は自律神経のバランスを乱すため、バランスの良い食事そして旬のものをいただくことを心がけましょう。 

2.こまめに体を動かしましょう。
運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。
ウォーキングやヨガ、水泳などの有酸素運動が効果的です。
今はなかなか外に出て運動が出来ないので、ご自宅で綺麗な姿勢を意識して過ごす、 こまめに動く、
マンションに住んでいる方は階段を使用するなど、 日常生活の動きを少し変える工夫をしてみるのもよいですね。

3.入浴はシャワーだけではなく、湯船につかりましょう。
38〜40℃のぬるめのお湯で炭酸ガス入りの入浴剤を使用をすると、リラックスできます。
温浴効果を高め血行促進、疲労回復にも効果的。 数週間続けると自律神経の機能が高まります。
また就寝前に目元を40℃くらいの蒸しタオルやアイマスクなどで温めると、睡眠の質も良くなり効果的です。
目もとは短時間で温かさを感じやすい部位ですので、場所を選ばず手軽にできてとてもお勧めです。
また、朝晩と日中の寒暖差が大きいためマフラーやカーディガンなどを使って、温度調節をしましょう。
体調が乱れがちな季節ですので、たっぷりの睡眠と栄養で心と体を労わってあげてくださいね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

次回のShanti Timeもお楽しみに♪

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