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Shanti Time 体を温めてくれる食べ物「しょうが」について

「Shanti Time」のコーナー

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんをお迎えして、ヨガや食など、生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

今日でお盆休みも終わりですね。
明日からお仕事始めという方も多いかもしれませんね。
気温も暑いので1日中エアコンもつけっぱなしで、外気と室内との 温度差で夏風邪等をひいている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、冷えについてのお話です。

「冷えは万病のもと」とよくいったもので、体が冷えると血の巡りが悪くなり代謝が落ちてしまい、頭痛や疲れなど諸症状も引き起こしてしまいます。
気づいていないことも多いですが、実は暑い夏こそ「冷え」やすいのです。
エアコン・薄着(首・手首・足首が出ていると冷えやすくなる)・冷たいものを食べるなど、体を冷やしていることが多いのがこの時期。

東洋医学では陰陽といって、食材を「体を温めるもの」と「冷やすもの」に分けて考えます。
陰:体を冷やすもの 陽:体を温めるもの (どちらにも属さない中間「中庸」に属するものもあります)
体を温めるために「陽」の食材をなるべく摂取し、夏場暑いときは「陰」食材を摂取して体中にたまった熱を逃がすという考え方です。

「陰」の食材:精製した小麦、トマト、きゅうり、ゴーヤ、スイカ、メロン、白砂糖、コーヒー、緑茶など
暖かい土地でとれるものや夏に収穫される食材は、体の熱を逃がす働きがあります。

「陽」の食材:玄米、かぼちゃ、れんこん、桃、くるみ、しょうが、赤唐辛子、黒糖、紅茶など
寒い土地でとれるものや冬に収穫される食材に体を温める働きがあります。

東洋医学の陰と陽の食べ物がわかったところで、
望月先生おすすめの「陽の食材」しょうがについてのお話です!

しょうが 一年中出回っていて手に入りやすい食材ですが、7 月~11 月が一番美味しい時期に なります。
体を温めてくれる以外にも、殺菌効果もあるので食中毒予防にもなります。
しょうがの特徴である香りは、解毒・消臭作用があるので、魚の煮つけに入れて臭みを消したり、食中毒を予防します。

【しょうがの保存方法】
冷蔵保存では3~4 日ほどです。
丸ごと使い切るには、冷凍保存がお勧めです。
丸ごと冷凍保存ができますが、後から使うたびに一度解凍しないと固くて切れないなどちょっと大変なので、
料理によって輪切り・みじん切り・すりおろしを小分けにして保存することをお勧めします。
冷凍保存では2ヶ月ほどもちます。

ちなみにですが、すりおろしたあと絞り、ラップを敷いて平らに薄く板チョコのように置いて、
ラップを上からかけ板チョコように端で区切りをつけて冷凍保存すれば、パキッと割れて便利です。

冷凍保存以外では、スライスしてざるやネットで天日干しにして乾燥させるのもお勧めです。
使うときはそのまま切って使えます。しっかりと乾燥しておけば3 ヶ月ほどもちます。

冷え性緩和にお勧めの食べ合わせは牛乳です。
しょうがミルクは血行促進効果があるので、冷えきった体を内側から温めてくれます。

・牛乳 1 カップ ・は
ちみつ小さじ1 ・しょうがをお好みの量
温かい牛乳にしょうがとはちみつを入れるだけ!

リスナーの皆様も冷えに気をつけて、暑い夏をお過ごしてください。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、 メッセージお待ちしています!
メールは luck@fmyokohama.jpまで。

望月先生の活動についてはこちらをご覧下さい。
https://www.studio-fullmoon.jp/

来週もどうぞお楽しみに!

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