Lucky Me - Fm yokohama 84.7

Shanti Time 「梅干し作り」

84.7 FM YOKOHAMA「Lucky me」KANAがお送りしています。
ここからは「Shanti Time」のコーナー。
ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある 望月聡子さんをお迎えして、ヨガや食など、生活に役立つ事をわかりやすく お伝えしていきます。

今回は季節の食材を使った保存食についてお伝えしました。
6月前後になるとお店に  「山椒」「らっきょ」「新生姜」「葉生姜」「青梅」「梅」などが
並びますよね。
その中でも今回は「梅干作り」を行います。  
保存袋を使って簡単にできるのでぜひ一緒に挑戦してみてください。
包丁も火も使わないのでお子様と一緒に作ることができます。  

栄養、効果
クエン酸で疲労防止・回復効果 雑菌から体を守り、強い殺菌効果がある
カルシウムの吸収を促進 血糖値・血圧を抑える
高い抗酸化機能(動脈硬化・脳卒中などを予防)


青梅と完熟梅の使い分け
用途によって使い分けましょう
青梅・・・梅酒や梅シロップ
完熟梅・・・梅干 梅に適した梅は大きな梅(3L~4L、1個20グラム前後)のほうが
果肉が厚くて美味しい。 熟し方が不十分なものは新聞紙の上に並べ風通しの良いところに置き、
全体が黄色くなるまで追熟してから仕込むと良いです。


☆梅干し作りの流れを説明して行きます。
①6月上旬から下旬 / 下漬け・・・塩と合わせ、梅酢を出す
②下漬けから4~5日後 / 本漬け・・・赤紫蘇を加える。赤紫蘇が出回る時期に行う。
③7月下旬〜8月上旬 / 土用干し・・・天日に干し保存性を高める。
目安は梅雨明け後の3日間。 今日は下漬けを実践します。

材料 ・梅(黄色く熟したもの)・・・500g
・粗塩・・・75g (梅干しの15%)
・ジッパーつき保存袋 ・竹串もしくは楊枝

①梅はざるに入れてざっと洗い、水けをきる
②そのまま拭かずに竹串や爪楊枝でヘタをとる
* ヘタを取ってから洗うと中にゴミが入ってしまうことがあるので、
この手順で行うとよいでしょう。 


③ポリ袋に入れて、粗塩をまぶす 平らにして並べ空気をなるべく抜いて、袋の口と閉じる
* 重なると梅がつぶれてしまうので重ならないようにする


④常温で3~4日、適度な重しをして置く (薄い本1冊や軽いトレーなど少し圧がかかればよいです。)
* 1日1回袋ごと裏返し、粗塩を全体に行き渡らせるようにする

⑤梅が隠れるぐらいの汁(白梅酢)が出てきたら重しを外し、袋の空気を再度抜く
*このまま常温で保管し赤紫蘇が出回るのを待つ

来週はこの続きから説明していきます。

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