Kiss & Ride の13:40頃は!
神奈川県の海を守り、綺麗な海を実現するために
かけがえのない海にまつわる様々な情報をお届けする「守ろう!私たちの綺麗な海」🌊
今週は、FMヨコハマからも見える「横浜の港」に注目!
その横浜港は、どのようにして安全でキレイに管理されているのか、
詳しく横浜市港湾局のみなさんに伺っています。

©一般社団法人 横浜清港会 加山武司さん
今日も、海のごみを掃除する「海上清掃」について、
一般社団法人 横浜清港会 所長 加山武司さんに伺いました。
横浜市からの委託をうけて、1956年から海の漂流物の回収を手掛けているそうですが、
一体どのくらいの量を回収しているのでしょうか?

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横浜市港湾局_海上清掃船「蒼海丸」

©スタッフ撮影 海上清掃船
海上清掃は、年末年始を除いて、ほぼ毎日。
多い時期は、毎日同じ量がリセットされるような形で回収しているそうです。
一番大変な時期は台風の時期。
漂流物の多くは川から流れ来るため、特に台風の後は量が増えるとのこと。
線状降水帯が発生した令和4年度は、特に漂流物の量が多く、年間約196トン回収したそうです。

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横浜清港会_漂流ゴミ5
©横浜清港会_漂流ゴミ6

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横浜清港会_漂流ゴミ7

©横浜清港会_漂流ゴミを回収する船員
海から回収したごみは、水を含んでとても重いだけに、陸揚げしてからの分別作業は、重労働に。
毎日、午前、午後、2回。
山下公園や象の鼻当たりでも、作業しているそうなので、見かけたら手を振ってみてください。
加山さんは、この道34年のベテラン。
働き始めたころに比べて、横浜港の水は透明になり、様々な魚が泳ぐ港になってきているともお話されていました。
実は、加山さんのお父様もこの海上清掃のお仕事をされていて、
さらに、24歳の息子さんも、今、働いているとのこと。
それだけ、みなさんのお仕事が、誇らしい仕事だということですね。
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横浜市港湾局