かけがえのない海にまつわる様々な情報をお届けする「守ろう!私たちの綺麗な海」🌊
今週も、和食には欠かせない「海苔」について、
全国漁連のり事業推進協議会 福士洋隆さんのインタビュー。

©JF全漁連 のり事業推進協議会_福士さん
実は、ここ近年、佐賀県の海苔が記録的な不漁となっていると、ご存じでしたか?
今、日本の海苔の生産量はどうなっているのか、伺いました。

Ⓒ佐賀有明海漁協より提供_1

Ⓒ佐賀有明海漁協より提供_1

Ⓒ千葉県漁連より提供_5
福士さんのお話にもありましたが、
養殖の技術などが整い、一番多い時、2000年頃には100億枚もの生産量だったのが、
漁師さんの高齢化や、海の温度が上がったりして、近年では60億枚に。
さらに、昨年22年度は48億枚と。
最も多かった時と比べると、この20数年間の間で、半分以下にまで下がってしまったんですね。
特にその量を減らしてしまったのが、有明海の海苔を作っている佐賀県。
前年の半分にまで落ち込んでしまったんだそうです。
そのため、海苔の価格も上がってしまっていますが、
海面温度の上昇や不安定な天候など、
その原因には、私たちの暮らしも少なからずとも関わっているかもしれません。
今、私たちが出来る事で、美味しい日本の海苔を未来にも残していきたいですね。
🌊全国漁連のり事業推進協議会
https://www.temakizushi.com/index.php
Twitter(@norisuisinkyo)
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/