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今週も、駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクトについて
国立静岡大学 創造科学技術研究部 特任助教 鈴木利幸さんのインタビューをお届けします。

Ⓒ鈴木利幸_2
本日は現在の駿河湾のサクラエビの状況は一体どうなっているのか、お伺いしました。
現在、水揚げ量は回復の兆しが見られており2021年の春・秋は約140トンずつ、2022年の春は202トンとなっています。
不漁以前の水準までは届かないものの、増加傾向にあるとのことです。
この増加傾向には漁業関係者の方々の努力が大きく、2018年以降、漁業組合でも禁漁区を設ける、しっかり群集の調査を行った上で漁期を決定したりと様々な取り組みが行われていました。
また、2020年から鈴木さんらが開始した調査では、2020年の時点で既にサクラエビの小型化は解消されていることも明らかになっています。
2021年、2022年はわずかに小さくなる傾向にありましたが、不漁の時期に比べると十分大きなサイズだそうです。

Ⓒ駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト_駿河湾から水揚げされたサクラエビ(体の長さがわかる写真・1マス0.5mm)

Ⓒ駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト_船上作業(プランクトンネット)4
🌊駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/