
釣り人によって発見された、体長約5.7mもある「アカボウクジラ」。
小田原市にお住まいの方なら、ご存じかもしれませんが、石橋漁港近くは国道135号線が海岸に迫る岩場。
ストランディングの現場は、どのような状況だったのでしょうか?
今回、ストランディングした「アカボウクジラ」の処理をしたのは、発見から3日後。
8月23日の小田原は、最高気温32℃。湿度87%という中、
腐敗がすすむ「アカボウクジラ」の解剖は、カッパに身を包んでの作業・・・相当大変だったのではないかと思います。
「アカボウクジラ」については、昨日・火曜日に紹介していますが、深海にいるイカを食べるのが好きなため、
潜りやすいように、ヒレが小さく、体は丸太のような形をしています。
大勢の方の手によって行われる調査・研究のおかげで、
私たちは、海の事、海洋生物について、知る事が出来るんですね。
今回ストランディングしたのは、神奈川県では、40年ぶりに確認された「アカボウクジラ」の雄。
現地では、どんな解体作業となったのか、引き続き、明日お届けします。