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9月に注目しているのは、空を飛ぶ昆虫「トンボ」
神奈川県立生命の星・地球博物館 の学芸員で、
昆虫の研究をしている 苅部治紀さん に伺っています!
今日は「トンボの種類」について。
日本で記録されているトンボの種類は203などと言われていますが、
世界には何種類くらいいるのでしょうか?
日本で見られるトンボの中には、いつも日本にいるわけじゃなく、
時々大陸から季節風に乗ってやってくるものも。
苅部さんによりますと、体長4cmくらいの「オナガアカネ」や「タイリクアカネ」は、
日本海を20km程飛んで渡ってくるので、ある季節に日本海側で待っていると、
次々と飛んでくる姿を見ることができるんだそうです。
そんなトンボの調査では、ひたすら捕まえて、羽にマークをつけて離したりするそうですが、
かつては羽に電話番号をかいて、どこかで捕まえた人から連絡を待つ・・・
なんてこともあったそうですよ。
神奈川県立生命の星・地球博物館
https://nh.kanagawa-museum.jp/
学芸員 苅部治紀さんの研究について
https://nh.kanagawa-museum.jp/www/contents/1598754376603/index.html