
『トヨタモビリティ神奈川 presents KANAGAWA SUNDAY TRIP』リポーターのまおまおこと松下真緒です😇
本日はトヨタモビリティ辻堂太平台店からトヨタRAV4 PHVに乗って江ノ島の『湘南海上保安署』に行ってきました!海の近くで育ってきた松下としては、この塩の香りはたまりません☀️
『湘南海上保安署』の正式名称は『海上保安庁 第3管区海上保安本部 横須賀海上保安部 湘南海上保安署』です。海上保安庁は治安の確保、災害対策、領海警備、海洋調査など。この広い海に関わるたくさんのお仕事をしているところです。
インタビューさせていただいたのは相澤さん🎤海が楽しいシーズンを迎えるにあたり『海の事故について』お聞きしました!
Q.この時期に注意したいことは?
A.「海水浴は海水浴場ですること」
遊泳禁止区域や港湾施設などの海水浴場以外での海の事故は、昨年関東圏内で44件発生し、このうち訳3割に当たる14名の方がなくなっています。管理されている海水浴場での死亡率事故に遭ってしまった人のうち1.5割弱。比べると、海水浴場以外の方が倍の死亡率になっています。海水浴場以外では、ライフセーバーなどの人の目が届かず、事故に気付くのが遅れたり、救助の手助けも少なくなってしまうためです。しかし、海水浴場だから安心というわけではありません。早朝や夕方以降、監視員やライフセーバーがいない時間帯に事故に遭ったケースがあります。海水浴は、監視員やライフセーバー、他の利用者がいる海開き中の海水浴場を利用しましょう。
Q.海水浴で他に気をつけることは?
A.「飲んだら入るな」
お酒を飲んで溺れたり怪我をする人が後を絶たない。普段泳ぎが得意な人でも、お酒を飲んで温度の低い海水に入ると、身体が硬直したりして溺れてしまうことがあります。車だと「飲んだら乗るな」ですが、海は「飲んだら入るな」を守ってくださいね。
Q.海水浴以外の海の事故はどうですか?
A.「サップによる事故が激増中」
スタンドアップパドルボード、いわゆるサップによる事故が増え続けています。とくに空気で膨らます「インフレータブルタイプ」と呼ばれるサップは持ち運びも簡単で高度なテクニックがなくても楽しめます。気軽に楽しめる新しいマリンアクティビティとして人気が出ていますが、通販で購入しそのまま海へ行くケースなど海での危険性が分からないまま事故に遭うケースが増えています。湘南海上保安署内では、衝動事故や乗り揚げなどの船舶の事故を除いた、サーフィン中や釣り中などのあらゆるマリンアクティビティを含む事故のうち、おそよ4割がサップ中の事故でした。
Q.具体的にはどのような事故ですか?
A.「浜に帰ることができなくなる事故が9割以上」
サップは風の影響を受けやすいものなので、風に流されてしまい思ったように漕ぎ進めなくなることがあります。沖に流されてしまうと自力で帰ることは不可能です。
●風の予報確認
●ライフジャケットの着用
●リーシュコードの装着
●防水ケースに入れた携帯電話
最低限これらの準備をしましょう。
Q.もし、海で事故にあったり、発見したら、どこに連絡すればいいですか?
A.「海のもしもは118番」
海水浴場では、監視員にすぐ連絡。その他の海上では、海上保安庁に通報してください。緊急連絡番号は「局番なしの118番」、110番や119番のようにぜひ覚えてください。
海上保安庁ももちろんですが、民間の方々もこの広い海を守るために動いてくださっています。活動に必要な資金は「青い羽根募金」で集められておりますので、是非チェックしてみてくださいね💙
放送後、巡視艇「うみかぜ」も近くで見せていただきました!真っ白でピカピカのボディーがかっこいいですよね✨こんなに近くで船を見たのは小学生の時にフェリーに乗って以来😳あ、船ではなく艇なんでした!同じ船でも小さめのものは艇と呼ぶそう。CLという文字はCraft Largeという意味で20メートル型以下の艇ということを表しており、その後にある数字は完成した順番。CL197は「20メートル型以下で197番目にできた艇」という意味。28年間にわたって湘南の海の安全を守ってきた先代の「うみかぜ」が引退し、入れ替わる形で2月にここへやってきた新しい艇です!
海で楽しく過ごすために、自分にできることはしっかりと備えておきましょう!8月いっぱいまでの海水浴シーズン、みなさん気をつけてお過ごしてください🙌