トヨタモビリティ神奈川 presents KANAGAWA SUNDAY TRIP - Fm yokohama 84.7

久地円筒分水(川崎市高津区)

みなさん、こんにちは!リポーターのあやかんぬ こと 岡田彩花です🌟

今回は川崎市多摩区にある トヨタモビリティ神奈川 登戸宿河原店から出発して、
川崎市高津区の久地(くじ)というところに行ってきました🚗💨

登戸宿河原店には発表されたばかりの新型アクアの展示がありましたよ!‎✨

こちら、従来のアクアに比べて燃費が20パーセント良くなったそうです。
更に標準装備で、満タン充電で最大5日間の家庭用電源がとれちゃいますので、車なのに発電機の代わりにもなっちゃいますよ!

そしてメーカーオプションには、駐車する際にボタン一つでアクセルとブレーキ、ハンドル操作だけじゃなく、シフト操作まで自動でやってくれる機能があるそうで!

わたしも乗車して体験させて頂きましたが、駐車中はノータッチで、バックもやってくれたので、駐車が苦手な私にはめちゃくちゃありがたい機能でした!!!💗🥺

ぜひ皆様も、お近くのトヨタモビリティ神奈川のお店で試乗して体感してみてください!

 

久地にはですね、平成10(1998)年に国の登録有形文化財に登録されたものがあるんです。
 
久地円筒分水(くじ えんとうぶんすい)といいます💧✨

円形の物体から表面張力で盛り上がった水が、四方八方に絶え間なく、あふれているんですが…

これは農業用水などを正確に分配するための施設、なんだそうです。

なぜこのように正確に水を分配する物が必要だったのでしょう?
調べてみました!💡🤍

日本では古来より、農業用水を巡る争いが絶えなかったそうです。

水が無ければなんといっても、お米が作れません🌾
このため、限られた水を求めて「水争い」が各地で起きました。時には犠牲者も出るほど苛烈な水争いもあったそうです。

どうしたら平等に水が行き渡るのか…
そうだ!
川から水を引く時間割を設けたらいいんじゃないか!
とやってみても、時間や、天候に応じて
川の水量が増減するために不満が💦

次に考えられたのは分量樋(ぶんりょうひ)というもの。
これは水門によって水路幅をきめて流れる水をわける施設のことです。
久地分量樋は、江戸時代につくられ、4つの水路に水をわけていました。

ただこれも正確な分水は出来ず…不満が。
他に公平に水を分ける方法はないものか…。
住民は長年にわたり悩み続けてきたそうです。
 
これを解決したのが、円筒分水!
円筒の中心から水を出すと、360度全方向へ均一に流れ落ちるようになります。
それを仕切りの配置によって、平等に水を分けるというもの🤔

例えば、円グラフを想像してみてください🙆‍♀️

これを3つに平等に分けようとしたら、3等分しますよね。時計で言うと、4時、8時、12時の位置で仕切りを作る🕔🕗🕛

そうすると、水量が多くても少なくても、平等に分けられますよね?

一目瞭然で仕切られているから、不満も出ない✨

円筒分水が登場することにより、いさかいがなくなり、その地域の歴史が変わったそうですよ。『水を奪い合わずに分け合うには』と考え続けてきたというのが、すばらしいですよね。

わたしも家に1個しかなかったケーキを妹と奪い合わずに、上手く分け合って食べようと思いました🎂👧🏻💗


ここ高津区にある久地円筒分水は昭和16(1941)年に造られました。

久地円筒分水は、二ヶ領用水というですね、
多摩川などを水源とした、全長約32キロメートルの神奈川県下で最も古い人工用水路から水を採り入れています。
その二ヶ領用水から取り入れられた水は、
平瀬川の下をトンネルで潜って、
サイフォンの原理で再び噴き上がってきた水を円筒の円周比によって四つに分水し、各方面に正確に水を供給しています。

現在、二ヶ領用水は本来の農業用水としての役割をほぼ終えましたが、
こちら桜の名所ということもありまして、
今では市民の憩いの散歩道として整備され、環境用水としての新しい姿を見せています。
 
静かでこの時期は緑も美しいですし、写真を撮っている方が何人もいらっしゃいました。
皆様もお散歩にぜひ、立ち寄ってみてはいかがですか?👒👗🍃🌱
そして色んな所にある円筒分水を探しながら歩くのも楽しいかもしれません。


ということで、川崎市高津区にあります久地円筒分水から あやかんぬ こと 岡田彩花がお伝えしました!

あでゅ🌟

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