
和賀江嶋ってご存知ですか?
材木座海岸の逗子寄りのところのちょっと沖に
干潮になるとあらわれる石が積まれた場所があります。
鎌倉時代に、このあたりの浜が遠浅で大きな船が寄りつけなかったことから
伊豆や小田原あたりから石をたくさん運んできてここに積み上げ
船着き場を作りました。それが和賀江嶋です。和賀とはこのあたりの昔の地名で
江は海を意味し、嶋は島を意味しています。国も史跡にも指定されていて
当時の土木技術の素晴らしさがよくわかります。
石の大きさが漬物石にちょうどいいぐらいのものが多かったことから
盗難にもたくさんあったそうです。
和賀江嶋を実際に見てみると、鎌倉時代の物流基地だったんだなということがよくわかります。
今でも、海岸では当時運ばれてきて落としてしまったのかもしれません、鎌倉時代の陶器などの破片を見つけることができます。時間がある方挑戦してみてはいかがですか?
割と見つかるという話です。